中国の“戦狼外交”はどこへ!?記者が見た終始“友好モード”の習氏外遊

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中国の“戦狼外交”はどこへ!?記者が見た終始“友好モード”の習氏外遊

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■“最大の懸案”アメリカとの会談では手応え

習氏がこの会談をどう評価したのかは、5日後のAPECの会場でハリス副大統領に語った言葉からうかがえる。

「とても戦略的かつ建設的で、これからの中米関係を導く重要な意義があった」

習氏はこう話した上で関係改善への意欲を改めて示した。

■“友好モード”の背景に…対米対策やEUとの関係悪化への危機感?

また、フランスやイタリア、オランダとの会談では、「ヨーロッパと中国の間の対話と協力を積極的に推進する上で重要な役割を果たしてほしい」などと述べていて、人権問題などで関係が悪化するヨーロッパ諸国との関係改善を模索していることが伺える。

さらに、太平洋島しょ国であるパプアニューギニアやこの地域で影響力が大きいニュージーランドに対しては「中国の太平洋島しょ国に対する政策は平和を目的としたものだ」などの立場を示した。この地域では、中国が安全保障の分野にまで影響力を拡大させようとしていることに対して懸念が高まっていて、それを払しょくしたい狙いとみられる。

中国の外交といえば「戦狼外交」と呼ばれる対外強硬姿勢が有名だが、今回の外遊では「戦狼外交」は影をひそめ、対話や協力を全面に出す穏やかな外交姿勢が目立った。

ただ、全ての会談が友好的に行われたわけではなかった。

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