“ウクライナ ロシア兵指導のイラン人軍事顧問を殺害”
ウクライナの国家安全保障国防会議のダニロフ書記は、ロシアが実効支配するクリミア半島でロシア軍を指導していたイラン人の軍事顧問を殺害したと明らかにしました。
ダニロフ書記は24日付けのイギリスの日刊紙「ガーディアン」のインタビューに対し、「クリミアでイラン人の軍事顧問がロシア兵にイラン製の『自爆ドローン』の操縦方法を教えていた」とし、殺害したことを明らかにしました。
ダニロフ書記は、「彼らがテロリストに協力しウクライナを破壊するなら殺さなければならない」と主張し、「ウクライナでロシアの侵略を支持するイラン人は今後も標的になるだろう」と警告しました。
殺害した人数は明らかにしませんでしたが、イスラエルの地元紙エルサレム・ポストは先月21日、ウクライナ当局者の話として、「10人のイラン人軍事顧問が殺害された」と報じています。
一方、ロシアが任命したクリミアのアクショノフ「首長」は「ウクライナ政府の作り話だ」とし、一連の報道を否定しています。
テレビ朝日