
米ネバダ州で開かれた共和党の関連集会で話すフロリダ州のデサンティス知事=19日(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】2024年の米大統領選に共和党から出馬表明したトランプ前大統領(76)が白人至上主義者と会食した問題について、共和党有力者や若手のホープとされる南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が沈黙を続けている。差別を是認していると批判する共和党政治家は一握りで、多くはトランプ氏の岩盤支持層の反発を恐れているようだ。
トランプ氏は自身が選挙戦を主導した8日の中間選挙で共和党が予想より伸び悩み、求心力の低下も指摘されたが、依然として党内で一定の影響力を維持。党の実力者も真っ向から対立することは避けている。