中国ゼロコロナ抗議デモを世界に拡散 匿名ツイッター「李老師」が発信を続ける理由

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中国ゼロコロナ抗議デモを世界に拡散 匿名ツイッター「李老師」が発信を続ける理由

「李老師」のアイコンにもなっているネコのイラスト

【写真】筆者のオンラインインタビューに応じる匿名アカウント「李老師」の主

速さと量で圧倒、中国国内の動画をリアルタイムで発信

中国国内では「グレート・ファイアウォール(ネットの万里の長城)」と呼ばれる厳しい情報統制があるため、中国の市民らが現地で撮った動画や写真は、国内のSNS上ではすぐに削除されてしまう。

そうした情報をすくい上げ、ツイッターなどで海外に伝える在外中国人は多く、中国国内外のジャーナリストをはじめとする「中国ウォッチャー」が、こうした投稿を情報源にしていた。

そんな中で、速さと量で他を圧倒していたのが、「李老師」だった。

白紙を掲げた人々が街頭で抗議をしたいわゆる「白紙革命」「白紙運動」が中国全土、そして世界で広がりを見せた11月下旬は、CNNなど多くの海外メディアでも、李老師が発信した動画を現場からの映像として報じていた。

世界的にも注目された、中国国内での現場の映像をいち早く集めたツイート数は多い時で1日40件を超え、フォロワー数もうなぎ登りに増加。

確認できただけでも11月上旬には20万足らずだったフォロワー数は、12月12日に86万を超えた。CNNは「李老師」のツイッターのネコのアイコンに触れ「中国のインターネット上最も有名で危険なネコ」と自嘲する本人のコメントを報じた。

この「危険なネコ」の正体は一体どんな人なのか――。

中国語で「李老师」にツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)で連絡を取って取材を打診してみると、拍子抜けするほど簡単に「いいよ」と返信がきた。

インタビューは12月上旬。最初は無料通話アプリでのビデオ電話で顔を隠していたが、次にオンラインで追加取材を申し込んだら、顔を見せてくれた。「1992年生まれの30歳」という彼は、黒色タートルネック姿で画面上に現れた。彼との一問一答は以下の通り。

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