ウクライナ南部ヘルソン州で、砲撃の準備をするウクライナ軍兵士=ロイター
防衛省防衛研究所の兵頭慎治・政策研究部長と筑波大の東野篤子教授が19日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアによるウクライナ侵略の戦況について議論した。
兵頭氏は「戦争の出口は見いだせないままで、全体として膠着(こうちゃく)状態にある。ただ、ウクライナ軍が主導権を握っている」と指摘した。プーチン露大統領がウクライナ侵略の作戦本部を訪れたことについて、リモートで出演した東野氏は「軍事侵攻をこれまで以上に継続していくという意思表示だ」と分析した。