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20日に開催されたラムシュタイン会議は「ドイツ製戦車のウクライナ提供に関する合意形成」に失敗したが、ポーランドはブラスザック国防相は「レオパルト2提供に向けた運用国による連合体構想」を披露して成功を確信していると述べた。
レオパルト2のウクライナ提供、ラムシュタイン会議でどの国が賛成して、どの国が反対したのか
ラムシュタイン会議後の記者会見でブラスザック国防相は「レオパルト2を運用する15ヶ国でウクライナに戦車を提供する問題を話し合った。私はレオパルト2をウクライナに提供するための連合体を作りたいと考えている。まだ決定していないが新たな会合を開催することで合意している」と明かし、記者に「まだドイツ製戦車をウクライナに届ける希望は残っていると思うか?」と質問されると「個人的にはあると思っている。ピストリウス国防相は就任2日目なので直ぐに結論を下すことが出来ないが、この連合体構想は成功すると確信している」と述べた。
さらに別の記者が「ドイツのピストリウス国防相が『レオパルト2のウクライナ提供について合意できなかった』と発言したが、具体的にどの国が賛成して、どの国が反対したのか」と質問、これにブラスザック国防相は「私もドイツとの二ヶ国間協議で同じ質問をするつもりだ」と答えており、レオパルト2提供にドイツのみが反対しているのか、ドイツ以外の国(ハンガリーあたり?)も反対しているのか、中々興味深い話と言える。
ブラスザック国防相はポーランドのウクライナ支援についても「装備を提供してウクライナ軍兵士による旅団を訓練する」と明かし、これに必要な装備類はポーランドに残っているT-72と歩兵戦闘車を提供するらしい。
因みにドイツのピストリウス国防相もウクライナ向けの軍事支援パッケージ(10億ユーロ以上)を発表、この中にはマルダー歩兵戦闘車×40輌、ゲパルト自走対空砲×7輌、IRIS-TSL×1基、IRIS-TSLで使用する迎撃弾などが含まれており、ドイツの累計軍事支援額は33億ユーロ=約4,600億円を越える。
ポーランド、ドイツが反対してもレオパルト2提供に踏み切る可能性を言及
ドイツ国防相、ラムシュタイン会議でレオパルト2提供は合意できなかった
※アイキャッチ画像の出典:Polish Ministry of National Defense
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