韓国政府がKRABのウクライナ輸出承認、初めて対ロシア戦への武器供給を認める

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韓国政府はロイターに対して「K9の車体が使用されている自走砲KRABをウクライナに提供するため、ポーランドを要請した輸出ライセンスを承認した」と明かし、韓国が公式に対ロシア戦への武器供給を認めたのは初めてだと報じている。

K2、K9、FA-50、Chunmooの輸出はポーランドの防衛力を高めるためで、ウクライナを助けるためではない

ポーランドが開発した自走砲「KRAB」はAS90の砲塔とK9の車体を組み合わせたもので、ウクライナ侵攻の初期作戦=キーウ侵攻が失敗すると18輌提供を発表、さらにウクライナがKRABが52輌発注したのだが、K9の車体をウクライナに輸出ことに同意したのか不明で、ロイターは「この件に韓国はコメントすることを拒否し、輸出に同意したのか見て見ぬふりをしたのか憶測を呼んでいたが、韓国政府はK9の車体が使用されている自走砲KRABをウクライナに提供するためポーランドを要請した輸出ライセンスを承認した」と報じている。

韓国政府がKRABのウクライナ輸出承認、初めて対ロシア戦への武器供給を認める

出典:Gerrit Burow / CC BY 2.0

さらに「韓国が公式に対ロシア戦への武器供給(間接的な供給を含む)を認めたのは初めてだ」と報じているが、韓国は「交戦国に武器を提供しないという基本的な立場に変更はなく、ウクライナへのKRAB輸出に同意したのは『韓国が供給するK9の車体』が兵器システムに関わらない部分だからだ」とも付け加えており、最近ポーランドと契約を締結したK2、K9、FA-50、Chunmooをウクライナに輸出するには追加の同意が必要で「これらの武器販売はポーランドの防衛力を高めるためで、ウクライナを助けるためではない」と強調した。

因みにロイターは「この問題に対する韓国の敏感さは米国への155mm砲弾輸出にも現れており、米政府関係者は購入した砲弾をウクライナに提供したいと要求しているが、韓国は砲弾のエンドユーザーが米国でなければならないと主張している=最終使用者を米国として輸出された砲弾をウクライナに移転するには販売国の同意が必要という意味」と報じている。

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※アイキャッチ画像の出典:Sejm RP / CC BY 2.0

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