総務省は3月10日に放送法を巡る行政文書(通称小西文書)に関する調査状況を発表し、全48ファイルのうち26ファイルは作成者が確認できなかったことを明らかにした。同省の関係者十数人からの聞き取り調査の結果だ。
礒崎元首相補佐官から放送法の政治的公平に関する問い合わせは「あった」としたものの、強要の有無については認識できなかったという。
作成者が不明ならば、当然内容の真偽に関しても不明だ。つまり怪文書の域を出なかったということになる。小西議員はこんなものを根拠に高市氏へ辞任を迫っていたわけだ。
コメント欄では「捏造の疑いが限りなく高まった」「文書作成や更新をした人のユーザーIDが自動的に記録される仕組みのはず」「永田メール事件を彷彿とさせる」という香ばしい雰囲気となっていた。一体この件どう落とし前をつけてくれるのだろうか。(黒井)
放送法巡る文書 半数以上は作成者確認できず 総務省(産経新聞)
3/10(金) 17:38配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a76e3fc7930f9e0e7224d48954942488e26fc9e4
高市元総務大臣の発言については、少なくとも正確と証明することは限りなく不可能になり、捏造の疑いが限りなく高まった。 高市元総務大臣の意図は不明だが、反撃の足場を固めるには最高のタイミングで謝罪したのは間違いない。 今後の調査によって文書の内容の正確性が完全に否定されたら、監督責任について既に謝罪済みの高市元総務大臣は、間髪入れずに全力で反撃することが可能となる。 一方、文書の作成や流出に関わった関係者は謝罪では済まない。 そして、一番問われるのは窮地に陥った小西議員の進退となる。 高市元総務大臣は、想像していた以上に手強い政治家のようだ。
>同省の関係者十数人から聞き取り調査を実施。文書を構成する全48ファイルのうち、26ファイルは現時点で作成者が確認できておらず 個人的な私的ファイルではなく、関係者が共有可能な業務ファイルですから、文書作成、及び更新した人のユーザーIDが、自動的に記録される仕組みになっているのが普通です。 関係者に聞き取り調査をしたとありますが、あいまいなまま時間稼ぎをするつもりではないかと疑問に感じます。国では適切なファイル管理をしていないとすれば、非常にずさんだと言えます。 以前、桜を見る会の招待客情報を記録したファイルがあったにも関わらず、提出公開せずに、紙のリストはシュレッダーにかけられた事がありました。 これは政治家の隠蔽体質が変わっていないこと示すものだと考えます。 業務で作成した行政文書は、政府や総務省だけのものではありません。国民全体のものです。
小西さんって元総務省官僚でしょ?ってことはこの人たちも行政文書を作成していたわけだ。少なくとも総務大臣と局長が「捏造はなかったと信じたい」と言っているのにたいして「大臣も局長も捏造はなかったと言っていますが」に都合よく変換するような輩が作っている行政文書が正確だなんてとても言えないと思う。まぁ文書の捏造があったかはわからんが、小西さんの発言は「大臣と局長が言ってもいないこと」を捏造しているだろ。
今は新ルールが適用されてチェックがされるそうだからこういった文書はないそうだが、かつては官僚であればいい加減な文書でも行政文書として扱われたからね。 今回のに限らず各省庁にはゴミみたいな信憑性で火力の強い文書が山のように眠ってそう。 官僚も人間なのでろくにチェックもされない文書を常に完璧にするなんてしなかっただろうし、個人的に嫌悪する相手の事をバレても怒られない程度に悪く書くくらいの遊びはしててもおかしくない。
流れが永田メール事件を彷彿とさせて来たなぁ。 最悪なのはこの文書の信憑性がなくなった場合、省庁が公式に作成者が確認できない様な怪文書を保管していると言う事。すなわち、官僚が気に食わない議員を追い落とすために省内で結託して怪文書を行政文書として作成が可能である事。そうなると、国民の民意なんぞ日本という国には存在しない事になる。