スーダンの首都で正規軍と準軍事組織が衝突、国際空港は黒煙に包まれる

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スーダン共和国の首都ハルツームで15日、正規軍と準軍事組織(RSF)が衝突、首都中心部、大統領官邸、空港などで銃撃戦が発生していると報じられており、RSFはメロウェ空港やハルツーム国際空港を制圧したと主張している。

限定的な衝突で収束するのか、エスカレートして内戦に発展するのかは不明

スーダン共和国の準軍事組織(RSF)は今月12日に首都ハルツームやメロウェなどに部隊を展開、これに対して正規軍は「軍上層部の承認を得ない勝手な行動で法に反する行為だ」と非難、展開させた部隊を撤退するよう要求して緊張が高まっていたが、首都ハルツームの中心部や近郊の住宅地域バーリーなどで銃声が鳴り響き、大統領官邸や空港でも銃撃戦が発生しているらしい。

正規軍の報道官はAFPに対し「RSFが首都や軍の基地を攻撃した。現在も衝突が続いているものの軍は国を守る義務を果たしている」と述べているが、RSFも15日「軍が首都の南にある基地を攻撃してきた」と声明を発表、メロウェ空港やハルツーム国際空港を制圧したとも主張しているが今のところ正確な状況は不明だが、ハルツーム国際空港に向かう民間機は出発した空港に進路を変更しているため「安全ではない状況」が生じているのは確かだ。

因みに正規軍とRSFは2021年にクーデターを実行して民政復帰を覆したが、ここ数ヶ月間で両者の関係は悪化(対立の原因は不明)したとAP通信は報じている。


追記:ハルツーム国際空港は大規模な攻撃を受けている。


追記:スーダン空軍機がRSF部隊を空から攻撃中

追記:スーダンの暫定政権=軍事評議会の議長は陸軍出身のブルハン氏が、副議長はRSF出身のダガロ氏が務め、どうやら「正規軍の陸軍にRSFを統合する方法」で両者の対立が表面化したらしく、古典的な主導権争いから発展した内戦といった感じだ。

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※アイキャッチ画像の出典:Twitter経由のスクリーンショット

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