陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

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オーストラリア軍は自衛隊が参加している豪米二ヶ国間演習「タリスマン・セイバー」の様子をホームページ上で公開しており、第2高射特科群の隊員がショールウォーターベイ演習場で03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃に取り組む様子を見ることが出来る。

過去敵対していた両国の兵士達も、現在では肩を並べて戦う方法を共に学んでいる

自衛隊は豪米二ヶ国間演習「タリスマン・セイバー(7月22日~8月4日)」に過去最大規模の人員と装備を派遣中で、豪軍は同演習の様子をホームページ上で随時公開(タリスマン・セイバーだけではなく他の演習も同様に公開している)しており、同演習に参加する陸上自衛隊の様子も多数公開されている。

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia 8262597 SGT Jason Slape

1枚目:ショールウォーターベイ演習場で03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃に取り組む第2高射特科群の隊員

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia 8262597 SGT Jason Slape

2枚目:03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃に向けてランチャーに誘導弾を装填する第2高射特科群の隊員

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia LAC Adam Abela

3枚目:03式中距離地対空誘導弾の発射準備を行う第2高射特科群の隊員

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia LAC Adam Abela

4枚目:03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃に備えて指揮所に入る第2高射特科群の隊員

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia LAC Adam Abela

5枚目:日本では中々お目にかかれない03式中距離地対空誘導弾の素晴らしい写真

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia LAC Adam Abela

6枚目:広大なショールウォーターベイ演習場に佇む03式中距離地対空誘導弾と第2高射特科群の隊員

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia LAC Adam Abela

7枚目:広大なショールウォーターベイ演習場に佇む03式中距離地対空誘導弾

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia LAC Adam Abela

8枚目:ショールウォーターベイ演習場で発射された03式中距離地対空誘導弾の様子

因みに陸自はタウンズビル演習場で実施された米海兵隊と豪陸軍の共同演習「サザン・ジャッカルー(6月22日~7月13日)」にも普通科中隊と特科中隊を派遣しており、豪国営放送のABCは「仮想の敵陣地に対するオーストラリア陸軍の攻撃を支援するため、自衛隊の砲兵部隊(特科中隊のこと)が実弾射撃を実施した。日本軍がオーストラリア軍のために火力支援を行ったのは歴史上初めてのことだ」と報じている。

参考:Japanese troops fire artillery in support of Australian troops for first time as threats draw militaries closer together

演習に参加した陸自の指揮官は「ここまで広大な演習場は日本にはない」と、豪陸軍のニースル中佐(第7旅団第6機械化大隊)は「両国間に歴史的な経緯があったとしても、共通した地域課題に直面しているため万全の態勢を整えておきたい。この課題に対する共通理解が両国の結びつきを強くさせている」と、ABCも「日本の演習場は長距離射撃が行えるほど広くないため、自衛隊の砲兵部隊にとって広大なタウンズビル演習場での実弾射撃は貴重な機会だった。かつて大日本帝国は強大な敵だったが、今日の日本はオーストラリアにとってかけがえないのパートナーだ」と指摘したが、同時に日豪間には課題も存在するらしい。

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia CAPT Cody Tsaousis サザン・ジャッカルー23

第7旅団のマイケル・セイ司令官は「両国の相互運用性を高める上で最大の難関は『言語』だ。例えばオーストラリア軍の砲兵システムは『デジタル』だが日本の砲兵システムは『アナログ』なので、運用方法や使用言語に関するニュアンスの違いを両者が理解しなければならない」と、ABCも「日本は戦後70年以上も平和主義的な憲法を維持してきたため実戦経験がなく、自衛隊は米軍や豪軍の経験から教訓を得ることに頼っている」と指摘した。

陸自、タリスマン・セイバーで03式中距離地対空誘導弾の実弾射撃を実施

出典:Defence Australia CAPT Cody Tsaousis サザン・ジャッカルー23で陸自隊員が155mm砲弾をFH70に装填する様子

ただニースル中佐は「両国の若い兵士達は異なるパートナーとの協力関係を受け入れるのに好意的だ。我々は自衛隊との協力を本当に歓迎しているし、自衛隊も我々にとって最もキツイ仕事の幾つかに手を挙げて応えてくれた」と述べており、ABCは「過去敵対していた両国の兵士達も、現在では肩を並べて戦う方法を共に学んでいる」と記事を締めくくっている。

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※アイキャッチ画像の出典:出典:Defence Australia SGT Andrew Sleeman

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