台湾北部の新竹市で、中国軍による台湾への武力侵攻を想定した住民動員訓練が行われた。この訓練は、中国の軍事的圧力が高まる中、有事の住民対応を確認するために実施された。
訓練は、2025年に中国軍が台湾に武力侵攻したという想定で行われた。市政府や企業の職員、住民ら約1000人が参加し、高層ビルからの救助や住民避難、救援物資の配布などの手順を確認した。
新竹市には半導体工場が多く、工場で使用される有毒な化学物質が無人機の攻撃で漏えいした事態も想定され、半導体企業の消防隊が参加して対応した。
昨年からは、台湾各地で恒例の災害訓練が戦災対応が中心となって行われるようになっている。
コメント欄では以下のような意見があった。
「新竹市は国民党が強い地域で、かつての政敵に尻尾をブンブン振って取り入れれば攻め込まれるリスクは減るかもしれないが、その代わりに併合されてしまうリスクが高くなる。武力侵攻されるか、併合されるか、それを決めるのは台湾国民だ。」
「日本も同様に備えなければなりない。残念ながら西南諸島や米軍基地や自衛隊基地が攻撃された時の一般国民の避難のし方や対応を教えて訓練すべき時である。ノー天気な日本人は事が起こってからうおさおしても自分を守る事は出来ない。」
「新竹は中国軍が一番破壊行動を避ける場所だと思っている。台湾は無傷で生け捕りのような形で奪取した時に最も価値がある。半導体工場を攻撃する等は愚策中の愚策で、自ら戦利品を傷付けているようなものだ。なので、人道的と言う意味よりは、台湾奪取の戦略的基準で攻撃の標的は基地などの軍事拠点が中心になると予想している。」
「しておくに越したことないけど、悲しい世界になったものだ」
「25年に中国軍が台湾に武力侵攻」想定、住民ら1000人が訓練参加…有毒物質漏えいも想定
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d4e2679424d02ccb093eed1f492237ec4d9f89