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露メディアは3日「ウクライナがプーチン大統領の住居があるクレムリン宮殿を2機のドローンで攻撃したが、軍や特殊部隊が直ぐに対応して無力化され、この攻撃による負傷者はいない」と発表したが、クレムリン周辺で煙が上がっている。
モスクワ市民はウクライナとの戦争が他人事ではなくなったと感じているだろう
SNS上にはドローンが空中爆発する瞬間を収めた動画も登場しており、これがロシア軍の対応結果なのか、ウクライナ軍が意図的に空中でドローンを爆発させたものなのかは不明だが、クレムリン宮殿の分かり易い位置で爆発しているため「攻撃があったことをロシア人に見せつける意図」のように見える。
ロシア軍占領下の「セヴァストポリ」やクリミア大橋に近い「ロシア領クラスノダール地方」の燃料タンクがウクライナ軍のドローンで攻撃されたが、遂にクレムリンの上空にドローンが到達して爆発したため、ロシア軍にとっては不味い事態であり、モスクワ市民はウクライナとの戦争が他人事ではなくなったと感じているだろう。
因みにウクライナ軍の国外作戦は国防省情報総局(HUR)の管轄なので、この作戦を主導したのはキリロ・ブダノフ少将の可能性が高い。
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ロシアの防空能力がガバガバなのではなく、従来型センサーで低空を低速で飛行する小型ドローン(有人機と比較してという意味)を検出するのは困難
米国は中国やロシアとの戦いを見え据えてハイエンドの戦い=つまり極超音速兵器、次世代戦闘機、人工知能など最先端分野への投資を重視しているが、ウクライナでの結果を受けてマコンヴィル大将は「安価でシンプルな技術が未だにハイエンドの脅威にインパクトを残せることを証明した。高度な防空システムを隙間のない壁のようにイメージして『脅威はこれをすり抜けることが出来ない』と考えるかもしれないが、実際にはこれを回避する方法もあるし突破する戦術もある」と述べている。
つまり高度な防空システムはあらゆる高度を飛行する目標を確実に検出できる訳ではなく、全ての空域を完全にカバーすることも物理的に不可能で、無人機は脆弱な部分から侵入してインパクトを十分残せるとマコンヴィル大将は主張している。
米軍がウクライナから学んだ重要な教訓、戦いにおける人間の重要性
※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
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