韓国ネット大手が中国ファーウェイ製サーバー大量導入 ⇒ 障害連発 May 11, 2023 by Yasushi Share this… Facebook Twitter Line Email Telegram Blogger Get Pocket Messenger 韓国のインターネットサービス大手であるカカオが、昨年上半期に、中国の華為(ファーウェイ)が製造した数千台のx86サーバーを、社名を偽装したエックスフュージョンという名前で導入していたことが明らかになった。 このサーバーは、華為の過去の製品であり、バックドア論争や米国政府の規制により困難に直面していた華為が、2021年に事業部を売却した後、河南情報産業投資に買収された際にエックスフュージョンに社名を変更したものである。このエックスフュージョンの所有者は、中国河南省政府だ。 カカオは、京畿道城南市の板橋SKC&Cデータセンターで、浪潮集団(インスパー)とスパイチップ論争が起きたスーパーマイクロの製品と共に、華為とエックスフュージョンの製品を導入していたことが分かった。しかし、華為のサーバー事業部が売却されたことにより、エックスフュージョンもまた、華為からサーバー技術を引き継いでいた。 華為は、中国共産党が事実上所有する国営企業であり、バックドア論争や米国政府の規制によりサーバー事業が困難に直面していたため、事業部を売却した。 一方、エックスフュージョンは華為のサーバー事業部を買収し、同様の製品を販売していた。そのため、カカオはエックスフュージョンのサーバーを既存の華為のサーバーと同一のものとして扱い、システムの互換性に配慮して大量導入したとされる。 しかし、関係者によると、エックスフュージョンの製品の性能が不安定であるため、カカオは徐々に他社製品に交換しようとしているという。また、サーバーは4-5年単位で交換されることが一般的であるが、カカオは交換作業において過去に比べて、華為系サーバーの割合を低下させていると述べられている。 カカオは最近、データセンター火災と相次ぐサービス障害により批判を受けている。国民的なメッセンジャーアプリ「カカオトーク」は昨年10月にデータセンター火災で5日間も正常なサービスを提供できなくなった他、1月にも約9分間にわたりメッセージ送受信のエラーが発生し、今月8日にもエラーが発生した。このような障害により、カカオの利用者からは不満の声が相次いでいる。 カカオ関係者は、カカオが定期的に性能点検を行っており、最近性能問題でエックスフュージョンのサーバーが交換されたことはないと説明している。また、カカオは多くの企業の設備とサーバーを使用しており、エックスフュージョンは多くのサーバーの一つに過ぎないとも説明している。 しかしながら、華為は、バックドア論争や米国政府の規制により、セキュリティ上の問題が指摘されている企業であり、エックスフュージョンも華為の技術を引き継いでいることから、カカオのサーバーに関してもセキュリティ上の問題が懸念される。このことが、カカオに対する批判をさらに高めている。 【独自】障害相次ぐ韓国ネット大手カカオ、社名を偽装したファーウェイ製サーバーを大量導入していた サーバー障害はファーウェイのバックドアによるものか、あるいはファーウェイ製を導入したことに対する制裁の意味でサイバー攻撃を受けたか。どちらにせよ未来はない。 Source link Share this… Facebook Twitter Line Email Telegram Blogger Get Pocket Messenger No related posts. 関連: 中国が日本のNATO加盟を予期して「東京事務所開設」に猛反発か 速報 日本の防衛力強化:今こそ真の自立への道 JR東日本社員のホンネ:鉄道サービス低下で揺れる現場の声 横山由依さん、ラクス・クラインのコスプレでファンを驚愕!ぐるナイで披露した完璧な変身術とは? 【アルゼンチン】ミレイ大統領、税9割廃止「税金の種類を6つ以下にしてシンプルな税制導入」それでは現在の成果をご覧下さい 生活保護費、2025年度から特例加算増額へ 物価高騰を受け500円増で生活支援強化 アゼルバイジャン航空機墜落事故:ロシア軍ミサイル誤射の可能性が浮上、真相解明は?