杉村太蔵
元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が、10日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど」(水曜後11・17)に出演。大学中退後、国会議員になった経緯を語った。
【写真】レアショット!選挙カーでPRする杉村太蔵と光宗薫
杉村は24歳頃の自身の写真を紹介し「僕、大学中退してるんですよ」と筑波大を中退後、国会議員になった経緯を語った。
当時、「たまたま派遣されたのが総理官邸の裏の地上44階建てビルの地下3階の清掃会社で、たまたま担当したフロアが外資系の証券会社で、そこでたまたま掃除してたら、その証券会社の幹部に“うちで採用してやる”って言われて」と偶然が重なり、証券会社で働くこととなった。
時給800円の清掃員から証券会社の社員となった要因として「1つ言えるのは、とてつもなくピカピカに磨いてました。これでもかってぐらい。ここで寝れるってぐらいキレイにしてました。そしたら“お前、出世するからうちに来い”って」と隅々まで掃除を怠らなかったと胸を張った。
証券会社で2年ほど勤務していると、スカウトしてくれた幹部から「郵政民営化に成功したら株価跳ね上がるから、選挙の動向調べろ」と指示を受けたそうで「たまたま調べたら自民党のホームページで公募しているのを知って、1次試験、論文です。お題は“郵政民営化と構造改革に対するあなたの考え方を1600文字で書いて送ってくれ”と」とひょんなことがきっかけで議員を募集していることを知ったという。
そこで、杉村は「上司が言ってること、機関投資家のお客さんが言ってること、大臣が言ってること、ばーっとまとめて最後に“私もそう思う”って書いて送ったんですよ」と論文の内容を明かし「全部人の言ってることを書いて、“私もそう思う。だから小泉さん頑張ってくれ”って書いたら合格したんです。とりあえず何か送るってことが大事ですよ」と語った。
MCのかまいたち・山内が「大学の試験とかでやったら絶対落とされます」とツッコミを入れると、杉村は「“この人の言ってることは正しいと思う”という僕の意見ですから。僕から何も答えは出ませんけど」と胸を張り「その延長でコメンテーターやってますけど、たいがいいろんな人のコメントをちょっとアレンジしてるだけです」とドヤ顔で語り笑っていた。