実業家・与沢翼氏が10月25日、自身のX（旧Twitter）を更新し、SNSを通じた異例の「婚活」を開始したことを発表しました。かつて「秒速で1億稼ぐ男」として名を馳せた与沢氏の突然の行動は、その露骨な条件設定から、世間から冷ややかな声が寄せられています。
SNSで明かされた「未来のお嫁さん」の条件とは
与沢氏はXの投稿で、「SNSを使って未来のお嫁さんを探すことにしたのです」と切り出し、その後、詳細な応募条件を次々と提示しました。彼が求めているのは、「20代の独身女性」で、理想は「普通の子」であり、将来的には「仕事辞めて家庭に入りたい人」を望むとしています。
容姿については、「顔重視というより、スタイルが良い方が好みです」と本音を漏らし、「ジャンルで言うとグラビアみたいな感じが好きです」と具体的なタイプを挙げています。居住地についても、東京・赤坂の特定のマンション名を明記し、「無料で住んでもらっていい」と破格の条件を提示。
当初は別居でも問題ないとしつつも、「やがては同棲して、お互いうまくいくなら結婚できるような人を探しています」と、関係性の発展への意向も示しました。さらに、「先着1名なので、早く決まって欲しいが、1～2年かかることは覚悟しています」と述べるなど、本気度をうかがわせる発言が目立ち、応募フォームへのリンクも添える周到ぶりを見せています。
与沢翼が自身のX（旧Twitter）で明かした婚活の応募条件。理想とする女性像や居住地の詳細が記されている。
露骨な条件設定に「商品を売り買いするよう」と批判の声
こうした与沢氏の露骨とも言える条件提示に対し、X上では疑問や批判の声が殺到しています。「もう、彼女なんて作らなくてもいいんじゃない？」「人を商品として売り買いしてるみたい」「与沢翼が最後どんな女を選ぶのか結末まで見届けたい…」など、彼の真意を測りかねるコメントや冷めた視線が多数寄せられています。
スポーツ紙記者は今回の与沢氏の行動について、「『婚活』と言いながら、採用面接のような条件提示が目立ちます。『遊びたいわけじゃない』という条件も書いてありましたが、一方で『スタイル重視』『グラビア系が好き』といった要項もあり、一貫性を欠いている」と指摘。「『普通の子が理想』と言いながら『月家賃110万円のマンションに無料で住める』という、一般の女性からすると理解しがたい条件を提示している」と、その矛盾点を浮き彫りにしています。
過去にも見られた与沢氏の「突飛な言動」
与沢氏のこうした突飛な言動は、今回が初めてではありません。過去にもその不安定な振る舞いが報じられています。特に、前妻である麻美さんとの離婚前後には、「保険金目当てで殺される可能性もある」「携帯がハッキングされている」といった、支離滅裂な発言を繰り返していたことが知られています。
また、離婚時の財産分与に関しても、「4億円を現金一括で支払う」と宣言した直後に、「実は婚前契約で1億円しか支払わない契約だった」と主張を翻すなど、その言動の不安定さが垣間見えました。さらに、麻美さんとのLINEのやり取りや電話番号まで晒す行為も報じられており、今回の婚活での露骨な条件提示も、これまでの彼のキャラクターと無関係ではないと見られています。
過去に与沢翼氏が自身のSNSで公開した「幸せ家族写真」。元妻との離婚前後には不安定な言動が報じられた。
「秒速」婚活の行方は？再始動の与沢氏に再び注目
今年4月に覚醒剤の使用過去を告白し、再び世間の注目を集めていた42歳の与沢氏。その「再始動」の一環とも言える今回の婚活は、彼の新たな一面を披露する形となりました。しかし、その条件があまりにも直接的であることから、世間からは賛否両論、特に冷ややかな視線が向けられています。
はたして“秒速”で結婚相手を見つけることができるのか、あるいはその過程でどのような展開を見せるのか、与沢氏の今後の動向に、引き続き注目が集まることでしょう。
