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ウクライナのマリャル国防次官は12日「7日以降にバフムート市内の陣地を1つも失っておらず、バフムート周辺では2km前進した」と明かしてイワニフスキー方面の反撃結果を強調、米軍の高官は「待望の反攻作戦に向けて地ならしが始まった」と言及した。
水路沿いにチャシブ・ヤールへ伸びる突出部の左側面に集中するウクライナ軍の視覚的証拠
ウクライナのマリャル国防次官は12日「我々はバフムート市内の陣地を7日以降1つも失っておらず、敵は武器が不足が原因だと主張している。これは十分な武器を持っていながら前進できなかったことを正当化するための方便に過ぎない。敵は大量の人員を動員したものの目標を達成できずに大きな被害を被り、我々の部隊はバフムート周辺で2km前進した」と発表。
バフムート周辺で2km前進したという言及は「第3突撃旅団がイワニフスキーの南部分(クリシェイフカから見て西)の防衛ラインを突破した攻勢」のことを指している可能性が高く、5月1日~5月11日までバフムート周辺(バフムート市内とクロモヴェ方面は前記事参照)で確認された視覚的証拠も「水路沿いにチャシブ・ヤールへ伸びる突出部の左側面」に集中しており、中々興味深い傾向だ。
- ①=ウ軍兵士がロ軍塹壕を制圧
- ②=ウ軍がロ軍の対戦車陣地を砲撃で破壊
- ③=ウ軍がロ軍陣地を砲撃
- ④=ウ軍がロ軍陣地を砲撃
- ⑤=ウ軍第43旅団のPzH2000がロ軍戦車を破壊
- ⑥=ウ軍第56旅団がロ軍戦車を砲撃で破壊
- ⑦=ウ軍がロ軍陣地を焼き払い敵兵士が逃走
- ⑧=ウ軍の攻撃壊滅したロ軍兵士や装備
- ⑭=第3突撃旅団によるロ軍陣地への襲撃
- ⑮=ウ軍第28旅団によるロ軍陣地への砲撃
- ⑯=ウ軍第112旅団によるロ軍拠点への砲撃
- ⑰=ウ軍第43旅団のPzH2000による砲撃
- ⑱=ウ軍第93旅団によるロ軍陣地への砲撃
特に第3突撃旅団は新しい視覚的証拠(まだ位置が特定出来ていない)をTelegram上にアップし続けており、突出部の左側面に対する攻撃は現在も続いているのだろう。
因みに米軍の高官はCNNに対して「ウクライナ軍は待望の反攻作戦に向けてシェーピング(司令部、弾薬庫、砲兵システムなどを事前に破壊する地ならし的な戦術)を開始した」と述べているが、シェーピング自体は「敵を欺くためにも行われる」と付け加えており、一般人が「戦場で何が起こってるのか」を予測するのは本当に難しい。
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※アイキャッチ画像の出典:3-тя окрема штурмова бригада
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