千葉で震度5強…南海トラフ連動、東京23区含む直下地震に厳重警戒 高橋学特任教授「三浦半島周辺で起きるリスクも高い」

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千葉で震度5強…南海トラフ連動、東京23区含む直下地震に厳重警戒 高橋学特任教授「三浦半島周辺で起きるリスクも高い」

【地図でみる】首都直下地震で想定される被害

気象庁によると、震源地は千葉県南部で、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・2と推定される。

千葉県君津市と市原市で女性2人が転倒するなどし、軽傷を負った。横浜市保土ケ谷区の女性が自宅で転倒し軽傷、川崎市高津区の男性が就寝中、棚から照明器具が落下し頭にけがをした。

今回の地震のメカニズムについて、夕刊フジで「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」(毎週木曜)を連載する武蔵野学院大学の島村英紀特任教授はこう解説する。

「フィリピン海プレートの内部で生じた内陸直下型とみられる。千葉県南部が震源の地震は珍しく、規模がさらに大きくなれば、いわゆる首都直下地震の1つになるものだ。プレートのゆがみから生じたとみられるが、今回の規模でエネルギーを出し切っておらず、大きな揺れに警戒しなければならない」

5日に震度6強の地震があった石川県能登地方では余震が続いている。災害史に詳しい立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授は「能登地方の地震は太平洋プレートの活発化が大本の原因とみている。一方、今回の地震はフィリピン海プレートを南から押す力が強いとみられるのが従来の首都圏の地震と異なる点だ。太平洋プレートだけでなく、フィリピン海プレートにもかなりひずみがたまっていると推測できる。関東大震災を起こしたメカニズムに近い。相模トラフにからむ首都圏や南海トラフ、沖縄方面の琉球海溝の大地震が連動するリスクが高まっている」と分析する。

今年は関東大震災から100年で、首都直下地震への警戒感も高まる。高橋氏は「首都圏でも地震活動が活発化している。今回はたまたま首都圏の東側で発生したが、震源が少し西にずれれば、東京23区の真下が震源になることもありうる。今後は神奈川県の三浦半島周辺で起きるリスクも高い」と指摘した。

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