墜落した4機のロシア軍機は「同士討ち」か…ワグネル創設者が可能性を提起


墜落した4機のロシア軍機は「同士討ち」か…ワグネル創設者が可能性を提起

(写真:朝鮮日報日本語版) ▲写真=UTOIMAGE

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 ロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」を率いるエフゲニー・プリゴジン氏は13日(現地時間)、ウクライナ国境に隣接しているロシアのブリャンスクで4機のロシア軍機(スホーイ34、スホーイ35戦闘機各1機とミル8ヘリコプター2機)が墜落したことと関連して、ロシア軍が誤認射撃したこともあり得るという仮説を提示したという。14日にAP通信が伝えた。

 この4機の軍用機はいずれも空軍の所属機だという。

 ただし、プリゴジン氏は「私も分からない」とも書き込み、ロシア軍に撃墜されたとは断言しなかった。

 これに関連してAP通信は「ワグネル・グループのトップは、ロシアが自国の軍用機を誤って撃墜してしまった可能性を提起した」としつつも「プリゴジン氏は、この状況について知っているわけではないことを明らかにし、また彼はこれまで弾薬供給問題で(ロシア軍首脳部を)繰り返し非難してきた」と付け加えた。

 ロシアの軍事専門家らは、ウクライナが撃墜した可能性を主張している。専門家らは「(ウクライナの)チェルニヒウ地域から発射したロケットは、ほぼ国境まで届く」とし「ウクライナ防空軍が待ち伏せ攻撃をしたこともあり得る。彼らはロシア軍機の出撃ルートや時間を知っている可能性が高い」と主張した。

 ウクライナは、現在までのところ、この件に関して自分たちの責任を否定している。

 ウクライナ空軍のユーリー・イーナット報道官は、自国のテレビ番組に出演して「ロシアに責任があるかもしれない」と語った。しかしその後、イーナット報道官は「冗談だ」としてこの発言を撤回した。

 CNNテレビは、一部の専門家の話を引用し、ウクライナ軍の防空網が作動した可能性があるとしつつ「そうであればウクライナ側がロシアの計画された任務について詳細な情報を得ていることを示唆する」と分析した。

シン・ジョンウォン記者



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