バフムート市内の複数地点でロシア国旗、プーチン大統領は作戦完了を祝福

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ワグナーは制圧したバフムート市内の複数地点でロシア国旗とワグナー旗を掲げる動画を公開、プーチン大統領も「解放作戦の完了を祝福する」と声明を発表したが、MiG-17モニュメント付近の状況はよく分かっていない。

ワグナーが市内で旗を掲げた地点はMiG-17モニュメント付近をカバーしていない

ワグナーのプリゴジン氏は20日「バフムートの支配を完全に確立した」と発表し、市内の複数地点でロシア国旗とワグナー旗を掲げる動画を公開、国防省も「バフムート解放が完了した」と、プーチン大統領も「ワグナー部隊、彼らが必要な支援と側面の保護を提供したロシア軍の将兵に対して解放作戦の完了を祝福する」と述べたが、ウクライナのマリャル国防次官は「バフムート市内の状況が危機的だ」と認めたものの「まだ特定の建築物をウクライナ軍が保持している」と述べてバフムート解放を否定。

バフムート市内の複数地点でロシア国旗、プーチン大統領は作戦完了を祝福

出典:GoogleMap バフムート市内の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍東部司令部のチェレバティ報道官もロイターに対して「これは真実ではなくバフムート市内の戦闘は続いている」と主張、これまでに確認されている視覚的な証拠=、ワグナーが市内で旗を掲げた地点はMiG-17モニュメント付近をカバーしておらず、ここで戦闘が続いているのなら「ウクライナ軍はバフムート市内を保持している」と言える。

ただバフムート市内の99%以上はロシア軍の支配下にあり、ユビレイナ通りの下区画を突破したロシア軍が西に向けて前進し、この区画の建物は激しく損傷しているためウクライナ軍が郊外に押し出されるのは時間の問題だが、ロシアが完璧な制圧を待たず「バフムート解放」を宣言したのは「G7に出席しているゼレンスキー大統領(もしくはウクライナ軍)の評価を毀損させる」という政治的な狙いのためかもしれない。

さらに興味深いのは「緊迫した前線の状況」と理由でラムシュタイン会議出席をキャンセル(オンラインでの出席も拒否)したザルジュニー総司令官についての噂だ。

総司令官の姿は5月8日以降確認されておらず、ロシア側情報源は「ザルジュニー総司令官は失踪中」「ドニプロペトロウシク州の軍事施設に対するミサイル攻撃に巻き込まれて負傷し入院中だ」「健康状態に問題があり妻に付き添われて病院を訪れた」などの噂を発信しており、マリャル国防次官がわざわざ「ウクライナ人の士気を低下させる試みで事実ではない」と否定している。

マリャル国防次官は「ちゃんと総司令官は仕事をしているし、ついさっき私も話をしたところだ」と主張しているが、未だにザルジュニー総司令官は公の場に姿を見せていない。

遂にバフムートが陥落、露ワグナーのプリゴジン氏が完全制圧を発表
ロシア軍がバフムート市内をほぼ制圧、ウクライナ軍は街の一画のみを保持
露ワグナーがバフムート完全占領に王手、ユビレイナ通りの下区画を制圧
ウクライナ軍はバフムート郊外で1km前進し、ロシア軍は多くの陣地を失う
ウクライナ軍はバフムート郊外で前進、ロシア軍はバフムート市内で前進
バフムート市内の戦い、ワグナーがウクライナ軍最大の抵抗拠点を制圧
バフムート市内の戦い、ウクライナ軍が保持するアパート密集地の最深部に到達
ロシア軍のバフムート制圧方針に変更はなく、新たに空挺部隊を市内に投入
ウクライナ軍はバフムート周辺で反撃を継続、ロシア軍は市内で前進を再開

 

※アイキャッチ画像の出典:Оркестр Вагнера | Wagner



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