キャスターの辛坊治郎が5月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。アメリカのバイデン大統領が19日、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で各国首脳に、ウクライナ軍のパイロットにアメリカ製のF16戦闘機の訓練を行うことを承認したことを巡り、「F16はロシアやウクライナが主力にしている(旧ソ連製の)ミグ29戦闘機の数倍もの戦闘能力を持つ。ロシアとの戦況に非常に大きな影響をもたらす」と解説した。
<岩国フレンドシップデーリハ公開> リハーサルで離陸する米空軍のF16戦闘機=2023年4月14日午前、山口県岩国市の岩国基地 写真提供:産経新聞社
アメリカのバイデン大統領は21日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ヨーロッパの同盟国によるアメリカ製のF16戦闘機のウクライナへの供与を容認する考えを伝えた。バイデン大統領は「F16をロシア領土への攻撃には使わないという保証をゼレンスキー大統領から得た」とも語っている。
辛坊)アメリカ製の戦闘機にはF15もあります。F15は現在、日本の主力戦闘機です。F15はエンジンを2基積んでいますが、F16はこのF15のエンジンのうち1基を使い飛行します。ですから、F15よりも小型で軽量、高性能です。
F16は最新のステルス戦闘機より1世代前ですが、ロシアやウクライナが主力にしている(旧ソ連製の)戦闘機であるミグ29の何倍もの戦闘能力を持つといわれています。このF16がウクライナに供与されると、ロシアとの戦況に非常に大きな影響をもたらします。