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広島サミットにゼレンスキー大統領が参加し結束を再確認し合う形となった西側。それに対抗するように中国にミシュスチン首相を送ったり、旧ソ連の首相を呼んだ会議をモスクワで開いたりとプーチン大統領の動きも激しくなっている。また現場の引き締めのためなのか、マリウポリなど戦地に赴く姿も映像で出て来ているが、一方で暗殺を恐れて地下壕に引きこもり“穴ぐら爺さん”と呼ばれているとも伝えられる。
【写真を見る】“あの時”のプーチン氏はニセモノだった⁈影武者の真偽AIが分析 【報道1930】
色々なところに姿を見せるプーチン氏。実はそれぞれ少し顔が違うのではないか?ここへ来てプーチン氏の“影武者”の存在が取り沙汰されている。影武者説の真偽を検証した。
■「(本物の)プーチンが歩く時、右手を動かすことはない」
ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は、2、3人の影武者がいて、皆、似せるための整形手術を受けていると語り、去年のイラン訪問やエルドアン大統領との会談は偽プーチンだったと指摘している。
番組ではプーチン氏とKGBのスパイ養成機関で同期だった元KGBの職員にインタビューした。因みに彼はフランスのエリートを養成する国立アカデミーに潜入し諜報活動をしていたという。
元KGB職員 セルゲイ・ジルノフ氏
「プーチン氏には明らかに影武者がいます。海軍記念日に関連したイベントがサンクトペテルブルクで行われたが、その前日にパパラッチが撮影したと思われる動画が公開された。そこに映っていたプーチン氏はかなり老けていて老人のように歩いていた。
(映像には夜の川べりを歩くプーチンの姿が…)プーチン氏は歩く時、右手を動かすことはない。見えないピストルか刀を右手で支えているかのような感じだ。歩く時はいつも左手だけを動かす。映像のプーチン氏は右手を動かせず、顔の右にたかった蚊を左手で追い払った。反対側の左手でね。そこでプーチン氏が右手に何か問題を抱えているという疑惑が生まれた」
しかし、翌日の記念式典のプーチン氏は前日よりも20歳くらい若く見え、右手でちゃんと署名をしていた。ジルノフ氏によれば、前夜の右手が不自由なプーチン氏が本物で、式典は影武者だという。