バイデン、マッカーシー、暫定合意
ジョー・バイデン大統領とケビン・マッカーシー下院議長は、連邦支出を制限し、迫りくる債務危機を解決するための合意形成を急ぐ中、「大筋合意」に達した。
ホワイトハウスと共和党、債務上限引き上げで合意-債務不履行回避へ
2023年5月28日
債務上限合意で31日の採決見込むとマッカーシー下院議長
合意内容には民主・共和両党の強硬派からの反対も予想される
ホワイトハウスと下院共和党の交渉担当者は27日夜、連邦政府の法定債務上限を引き上げ、世界経済に激震を与えかねない米国のデフォルト(債務不履行)を回避することで暫定合意に達した。
バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和)は同日夕に約1時間半、電話協議を行い、合意を取りまとめた。今後は最終的に法案として上下両院での可決にこぎ着ける必要がある。合意には民主・共和両党の強硬派からの反対が予想される。
暫定合意には、2年間をカバーする債務上限引き上げに加え、非国防支出を今後2年間にわたりほぼ現行の水準に据え置く歳出合意が盛り込まれた。事情に詳しい関係者1人が匿名を条件に明らかにした(bloomberg)
米債務上限引き上げ、大統領と下院議長が大筋合意 議会手続き焦点に
だが、バイデン氏とマッカーシー氏は合意までに妥協や譲歩を重ねているとみられ、大幅な歳出削減を求めてきた共和党の保守強硬派が、法案にすんなり賛成するかはわからない。民主党内にも、歳出削減を受け入れることに根強い不満がある。(朝日新聞)
共和党はワシントンで大きな、重要な変化をもたらす準備が整っている。近々、私たちは責任ある債務限度合意に投票し、民主党の無謀な支出を止め、使用されていないCOVID関連資金を回収し、バイデンの新たな税制計画を阻止し、さらにさらに多くのことを実現するでしょう。