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ベラルーシのルカシェンコ大統領がプーチン大統領との会談後にモスクワ市内の病院に緊急搬送されたと、ベラルーシの野党のトップがSNSに投稿しました。ルカシェンコ大統領はこれまでにも健康不安説が流れていました。
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ベラルーシ国防省は28日、ロシアの超長距離地対空ミサイルシステム「S-400」が到着したと発表し、映像を公開しました。
ロシアの隣国で、同盟関係にあるベラルーシ。「ヨーロッパ最後の独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ大統領をめぐって、ある情報がSNSに投稿されました。
投稿したのはベラルーシの野党のトップです。それによると、ルカシェンコ大統領はロシアのプーチン大統領との会談後、重篤な状態に陥り、モスクワ市内の病院に緊急搬送されたというのです。
ルカシェンコ大統領をめぐっては、これまでも健康不安説が囁(ささや)かれていました。
9日にモスクワで行われたロシアの戦勝記念日のパレードでは、やや足を引きずる様子が見られました。そして、ポケットに手を突っ込んでいました。さらにベラルーシ国内での式典などにも姿を見せなかったといいます。
約1週間後、久々に公の場に姿を見せたルカシェンコ大統領の左手には包帯が巻かれていました。
ベラルーシ ルカシェンコ大統領(15日)
「わが国の防空・空軍部隊は現在、最高の体制にある」
この日、ルカシェンコ大統領の声はかすれていました。
ルカシェンコ大統領にふりかかる健康不安説。ただ、容体についてはっきりしたことはわかっていません。