小田急線の車両の運転台から発煙

30日朝、小田急線車両の運転席から煙が出るトラブルがあり、電車に遅れが出ました。
　
　午前8時ごろ、小田急線新百合ケ丘駅の駅員から「運転台から煙が出ている」と119番通報がありました。

　警察によりますと、警察が現着した時にはすでに運転手が消火していて、けが人はいませんでした。

　発煙があった車両は新松田発新宿行き快速急行で、新百合ケ丘駅で運行を取りやめ、乗客は後続車に乗り換えたということです。

　運転士は警察に、「新百合ケ丘駅の手前で運転台から煙が出てきたので窓を開けたら火が出た」と話しているということです。

　小田急電鉄は、発煙の原因を車両の劣化や機械の故障によるものとみていて、車両の点検を進め原因の特定を調査しています。

　小田急線は、午前11時時点で新宿方面への電車におよそ30分の遅れが出ています。