(写真:朝鮮日報日本語版) ▲SSGの金広鉉が1日、WBC期間中の飲酒を認めて謝罪した(写真=NEWSIS)
今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)期間中、数人の韓国代表選手が深夜まで東京都内の接待を伴う飲食店で酒を飲んでいたことが報じられる中、韓国プロ野球SSGランダースの金広鉉(キム・グァンヒョン)、NCダイノスの李庸燦(イ・ヨンチャン)、斗山ベアーズの鄭哲元(チョン・チョルウォン)の3投手が1日、飲酒の事実を認め、謝罪した。
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SSGのエース、金広鉉は同日、試合前に取材陣の前で会見し「国家代表として大会期間中に軽率な行動を取ったことについて、野球を愛する全ての方々、野球界の先輩・後輩たちに心からおわびしたい。チームのベテランとして実に浅はかだった。とても後悔している」と話した。
金広鉉はまた、「自分と関わった後輩選手たちにも謝りたい。若い選手の輝かしい将来に汚点を付けてしまったと思う」とした上で、KBO(韓国プロ野球リーグ)の調査に誠実に臨んで結果を謙虚に受け止めるとした。金広鉉は同日付で一軍登録を抹消された。
金広鉉がKBOに説明した内容によると、金広鉉は大阪での練習を終えて東京に移動した3月7日夜、現地の知人と共に、接待を伴う飲食店で食事をしながら酒を飲んだ。また、先発登板した日本戦(3月10日午後7時、4対13で韓国の敗戦)の後、高校の後輩に当たる斗山の投手・鄭哲元と一緒に同じ飲食店を訪れて酒を飲んだという。
斗山の鄭哲元は1日、昌原で取材に応じ、「3月10日の日本戦の後に酒を飲んだ。代表チームの成績に失望する中、恥ずかしい行動を取ってしまった」「決して女性(従業員)は近くにいなかったし、深夜2時30分ごろに店を出た」と話した。
NCの抑え投手、李庸燦も謝罪文で「オフの前日(3月10日の韓日戦の後)、知人と東京にある韓国料理店で夕飯を食べ、近くの飲み屋に移動して2時間ほど滞在し、ホテルに帰った。理由のいかんにかかわらず、国際大会の期間中に酒を飲んだという点について深く反省している。KBOの手続きに誠実に応じ、結果を謙虚に受け入れる」とコメントした。李庸燦はこの飲み屋で金広鉉、李庸燦とは偶然顔を合わせただけで、3人で話す場面はなかったと説明した。