フカキョンに蹴られ、鈴木京香が倒れ…フジ木10ドラマを救った「若村麻由美」


フカキョンに蹴られ、鈴木京香が倒れ…フジ木10ドラマを救った「若村麻由美」

鈴木京香の代わりに主演する若村麻由美

【写真】宝石に負けない鈴木京香のザックリドレス姿

 同ドラマは主演予定だった鈴木が体調不良を理由に降板。代役の人選を行い、鈴木と同年代の若村に決まった。

 若村は先月24日に同ドラマの公式サイトで「準備期間が少なく不安に思っている部分もありましたが、皆さんが大変温かく迎え入れてくださったので勇気を持って臨みます」などとコメント。「この――」は、若村が主婦と大物女優の1人2役を務める〝なりすましコメディー〟だ。

 この〝木10ドラマ〟では主演変更以外にも、すったもんだが起きていた。実はこの放送枠で当初、主演予定だったのは深田だったという。フジ関係者の話。

「フジ局内で示された資料では、主演は『深田恭子』、物語は漫画原作の『ラブコメ漫画』だったんです」

 ところが、水面下でライバル局に引き抜かれていた。TBSが4月27日、7月期の連続ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(火曜午後10時)で、福原遥と深田がダブル主演すると発表したのだ。

「フジ局内では2月ごろから、深キョンの主演が流れたと言われるようになりました。4月のTBSの発表を知って、取られていたんだ!とばかりに騒然となったんです」(同)

 フジも万が一の〝有事〟に備えていた。それが「この――」だった。同作は、近年のドラマの鉄板である漫画原作モノではなく、書き下ろしのオリジナル作。

「これも当然です。漫画原作モノで深キョンを主演に想定して準備し、それが流れたわけで、新たに別の漫画原作モノを準備するには時間が足りません。漫画家と出版社双方との交渉に時間がかかるからです。鈴木さんを主演に決め、脚本を書く、いわゆる『当て書き』のオリジナル作品に決まりました」(同)

 ちなみに「この――」の脚本は、烏丸マル太氏という人物だ。他に脚本を書いた作品はなく、ペンネーム。その正体は作家の三谷幸喜氏とウワサされた。ただ、同氏は一部ウェブメディアの取材で否定している。

 かくして深田の主演はTBSに引き抜かれて幻に終わり、鈴木の主演は体調不良で実現しなかった。フジ局内では若村に対して感謝の声であふれているという。

東スポWEB



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