ウクライナ外相、ロシア軍がダムを破壊したと信じないメディアに怒り

[ad_1]

ウクライナのクレバ外相は「ノーバ・カホフカ水力発電所の爆破について『キーウとモスクワが互いに非難しあっている』と報じるメディアがあることに憤りを感じる。なぜなら事実とプロパガンダを同列に扱っているからだ」と述べている。

もしロシア軍がノーバ・カホフカ水力発電所を爆破したのなら軍事的に墓穴を掘った格好だが、、、

ウクライナのクレバ外相は6日「ノーバ・カホフカ水力発電所の爆破について『キーウとモスクワが互いに非難しあっている』と報じるメディアがあることに憤りを感じる。なぜなら事実とプロパガンダを同列に扱っているからだ」と述べ、ノーバ・カホフカ水力発電所の爆破はロシア軍の仕業だと訴えたが、今のところ確実のは「ノーバ・カホフカ水力発電所が破壊された」ということだけで、両者とも相手が爆破した証拠を提示していない。

ウクライナの諜報機関は「昨年の4月にノーバ・カホフカ水力発電所を破壊するための爆発物が設置されていた」と、ポドリャク大統領府顧問も「水力発電所はロシア軍の第205自動車化狙撃旅団によって爆発された。これを実行した理由も明らかで、敵はドネツク方面で失った主導権を再び取り戻すため水力発電所を爆破したのだ。少しでも反攻を遅らせ、掛け金を釣り上げることで支援国に心理的な圧力を加えようとしている」と主張したが、最大の問題は「なぜロシアがクリミアへの水供給を遮断する行為を自ら行ったのか」だ。

クリミアへの水供給はドニエプル川の貯水池から北クリミア運河によって運ばれるため、ノーバ・カホフカのダムを破壊すると水量が低下して「クリミアに水が流れなくなる」と言われており、まだロシア軍が爆破した確実な証拠も目にしていないため「どちらが実行したのか不明」というスタンスをメディアは取っているのだろう。

ウクライナ外相、ロシア軍がダムを破壊したと信じないメディアに怒り

出典:Berihert /CC BY-SA 3.0

因みにロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏は「ダム爆破は明確な目的をもつ計画的な攻撃あり、敵の反攻作戦にとって重要な意味をもつ。この洪水はドニエプル川沿いの防御陣地や地雷原を押し流し、事前に集積した弾薬類を水浸しにするだろう。この洪水はキンバーン砂州にも影響(部分的に水没する)を及ぼすため砂州を攻略する絶好のチャンスだ。ドニエプル川の水位が下がればノーバ・カホフカより上流地域で対岸に渡河すると脅すことができ、ロシア軍は当該地域に追加の戦力を割かなければならなくなる」と指摘している。

もしロシア軍がノーバ・カホフカ水力発電所を爆破したのなら軍事的に墓穴を掘った格好だが、果たしてダムを破壊したのは誰なのだろうか?

ウクライナ軍、ノーバ・カホフカの水力発電所をロシア軍が爆発した

 

※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由

[ad_2]

Source link