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台風7号の現在位置と予想進路。
強い台風7号は暴風域を伴い、発達しながら北上し、11日（金）は小笠原諸島に最も接近する見込み。小笠原諸島は、暴風や土砂災害に厳重に警戒するとともに、高波に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。
強い台風7号は、10日（木）午後4時には父島の南東にあり、1時間におよそ10キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。台風は今後、進路を次第に北よりに変え、暴風域を伴ったまま発達しながら北上し、11日（金）は小笠原諸島に最も接近する見込み。
台風は、その後も日本の南を北西へ進み、15日（火）ごろには強い勢力で東日本や西日本に近づくおそれがある。東日本や西日本では、14日（月）ごろから大荒れや荒れた天気となるおそれがある。
暴風・高波
12日午前6時の波の予想。
小笠原諸島は、11日（金）は、一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散するおそれもある猛烈な風が吹き、12日（土）にかけて、うねりを伴って大しけとなる見込み。伊豆諸島でも台風の接近に伴って、次第に波が高くなり、12日（土）からうねりを伴って大しけとなりそうだ。
＜予想最大瞬間風速＞
10日（木）小笠原諸島 35メートル
11日（金）小笠原諸島 50メートル
12日（土）小笠原諸島 35～45メートル
＜予想される波の高さ（うねりを伴う）＞
10日（木）小笠原諸島 7メートル
11日（金）小笠原諸島 8メートル
12日（土）小笠原諸島 8メートル 伊豆諸島 7メートル
小笠原諸島では不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重な警戒が必要だ。また、高波にも警戒が必要となる。
土砂災害に厳重警戒
小笠原諸島は、11日（金）にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。
＜小笠原諸島・24時間予想雨量（多い所）＞
11日（金）夕方まで 250ミリ
12日（土）夕方まで 100～200ミリ
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