ウクライナ軍のIRIS-T SLM、ロシア軍の徘徊型弾薬でレーダーが損傷

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ウクライナに提供された防空システム「IRIS-T SLM」がロシア軍の徘徊型弾薬「Lancet」で攻撃されレーダーが損傷、西側製防空システムの損傷が視覚的に確認されたは今回が初めてのケースだ。

ロシア軍はランチャー車輌ではなく高価で価値の高いレーダー車輌を意図的に攻撃

ドイツがウクライナに提供した防空システムは短距離空対空ミサイル「IRIS-T」をベースにしたもので、迎撃弾のバリエーションには短射程(12km)のSLS、中射程(40km)のSLM、長射程(80km)のSLX があり、ウクライナに提供されたのはIRIS-T SLMだ。

ウクライナ軍のIRIS-T SLM、ロシア軍の徘徊型弾薬でレーダーが損傷

出典:diehl 右がTRML-4D、中央がIRIS-T SLMランチャー、左がIRIS-T SLSランチャー

このシステム自体はレーダー車輌と迎撃弾を搭載するランチャー車輌で構成され、ドイツは計4基のIRIS-T SLMをウクライナに提供済みだが、この内の1基がヘルソン地域(46.9323917349, 32.7931070434)でロシア軍の徘徊型弾薬「Lancet」で攻撃され、ヘンソルト製TRML-4Dレーダーが損傷した。

Lancetの映像にはレーダー車輌とランチャー車輌が映っているものの、ロシア軍は高価で価値の高いレーダー車輌に攻撃を加えており、完全に破壊されていないものの損傷したのは確実で、西側製防空システムの損傷が視覚的に確認されたは今回が初めてのケースだ。

因みに5月に発表されたドイツのウクライナ支援パッケージには「IRIS-T SLM×4基」と「IRIS-T SLSランチャー×12基」が含まれており、ウクライナもヘンソルトにTRML-4Dを6基発注しているが、これがウクライナに到着するのは当分先の話だ。

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※アイキャッチ画像の出典:Boevaya mashina/CC BY-SA 3.0

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