羽田の接触事故、機内客「ガタンと音した」 ライブカメラに両機映る

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羽田の接触事故、機内客「ガタンと音した」 ライブカメラに両機映る

タイ国際航空機(左)とエバー航空機が接触し、羽田空港の誘導路に停止した=2023年6月10日午後0時9分、朝日新聞社ヘリから、吉田耕一郎撮影

【写真】バンコク行きタイ国際航空683便に乗っていたという女性が、窓の外を撮影したという写真。機体の一部が欠けていることに気づいた、という=2023年6月10日午前11時25分、羽田空港、読者提供

 朝日新聞が羽田空港に設置しているライブカメラには接触前後とみられる両機の姿が映っていた。映像によると、停止していたエバー航空の機体の左横をタイ国際航空の機体が通過し、その後すぐに停止した。

 タイ国際航空の後方中央の席に乗っていたという和歌山県の女性(35)は、「ガタンという音や小さな振動を感じた」。その後、乗務員が小窓を何度ものぞいている姿が見えたため、自分も窓の外を見ると、「機体の一部が折れていることに気づいた」と言う。「飛ぶ前にそんなこともあるのかと思った。揺れは、車で何か踏んでガタンとなるような感覚に近かった」と話す。

 台北行きのエバー航空に乗っていた横浜市の男性会社員(61)は、「機体が滑走路に向かう途中で、ガコッという衝撃音が左方向からした」。しばらくすると遠くから消防車が複数走ってきたため、事故とわかったという。

 機内では、航空機の衝突があったことが何度かアナウンスされ、シートベルトをするよう促された。3時間ほど機内で待機し、午後2時前に降りると、ペットボトルの飲料水が配られた。

 同5時半現在も代替の飛行機は用意されていないといい、台湾旅行に向かう途中だった別の乗客の20代男性は「正直悲しいが、誰が悪いかわからないので、怒る気持ちにはなれない」と話した。(平岡春人、田渕紫織)

朝日新聞社

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