白い恋人の「チョコだけ」待望の商品化 エッグショック…逆境バネに

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白い恋人の「チョコだけ」待望の商品化 エッグショック…逆境バネに

北海道で定番のおみやげ「白い恋人」。ラングドシャでチョコレートをサンドしている

【写真】「白い恋人」のチョコレートをアレンジした新商品。「ホワイト」と「ブラック」がある。野崎佳奈子さんのお気に入りは「ブラック」という=2023年6月2日午前11時47分、札幌市西区宮の沢2条2丁目、原知恵子撮影

 白い恋人といえば、サクサクのラングドシャとサンドされたチョコレートのハーモニーがおなじみ。軽い食感のラングドシャには卵が欠かせない。

 ただ、今年に入ってから鳥インフルエンザ流行拡大に伴う卵不足の影響が表面化し、1月下旬~2月ごろは生産量が半減したことも。現在は通常体制に回復しつつあるが、「9枚入り」など一部の商品は製造していない。オンライン販売も休止したままという。

 「白い恋人を多くのお客様にお届けできなくなってしまった」――。新商品「チョコレートタブレット」(税込み324円)の販売は4月下旬に始まった。「チョコだけ」なら卵不足の影響を受けない。同社によると「中のチョコだけ食べたい!」というファンの存在は以前から把握しており、担当者いわく「長い時間をかけて」開発を進めていた。逆境ともいえる状況が「今だ」と決断を後押しした。

 単なる「ラングドシャ抜き」ではない。PR担当の野崎佳奈子さんによると「白い恋人はラングドシャとチョコを合わせて食べた時においしくなるように設計されている」。チョコ単体にするにあたり、ホワイトはチョコを練る時間を長くして「口あたりなめらかなコクのある甘さ」に、ブラックは練る温度を調整して「まろやかな味わい」に仕上げたという。

 SNSを中心に、「これは食べてみたい」など反響は上々。野崎さんは「『チョコだけを食べてみたい』という声から生まれたお菓子。白い恋人のためにブレンドされたオリジナルチョコレートのおいしさを思う存分お楽しみいただきたいです」。仕事や家事の合間のちょっとした癒やしになればと願っている。(原知恵子)

朝日新聞社

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