病床で何を思うのか
一家心中を図ったとされる人気歌舞伎俳優、市川猿之助(47)は現在も入院し、療養中とされる。しかし、自らの〝覚悟〟には疑問の声が上がっているとも。一体、どうなっているのか。
【写真】亡くなった市川段四郎さん
5月18日、東京都目黒区の自宅で、父で歌舞伎俳優、市川段四郎さん(享年76)と母の延子さん(享年75)とともに発見された猿之助。段四郎さんと延子さんは死亡したが、猿之助は一命を取り留めた。
現在は、当初救急搬送された病院から転院し、警察が状況を確認できる医療機関で療養しているとみられる。
この状況について、8日発売の「週刊文春」は、自殺の恐れが強いとの判断から精神科の専門病院に措置入院していると報じている。そこでは、モニターで24時間、看護師が猿之助の様子を確認しているとも伝えている。
「いつ再び自らの命を絶とうとしてもおかしくない状況と見られますが、一方で猿之助自身の〝覚悟〟に疑問を投げる報道もあるのです」とスポーツ紙記者は話す。
それがやはり8日発売の「週刊新潮」だ。こちらでは捜査関係者の話として、猿之助が服用したとされる薬の量が、高齢の両親と同じ量か、もしくはそれよりも少なかった可能性があると伝えているのだ。
「猿之助は薬を飲んだ後、自室で首を吊ったことも判明していますが、その方法についても、同様に〝覚悟〟が感じられないと疑問が上がっているのです」と先のスポーツ紙記者は指摘する。
本当のところは、猿之助自らが語らなければ、見えてこないのか。