(写真:朝鮮日報日本語版) ▲麗水市の双鳳川に汚水が流入し、魚が大量に死んだ。/写真=麗水環境運動連合提供
全羅南道麗水市を流れる双鳳川に汚水が流入し、多数の魚が死んだことが分かった。調査の結果、原因は「ウエットティッシュ」だったことが判明した。
麗水市は14日、汚水ポンプ場で異物を除去する機械設備に異物が詰まって逆流し、双鳳川に汚水が流入したと明らかにした。
汚水ポンプ場を点検したところ、下水管の異物除去設備に大量のウエットティッシュと木の枝が詰まり、汚水が雨水管を通って逆流したことが確認された。
麗水市が問題を把握したのは今月8日。住民から「双鳳川周辺で悪臭が発生している」と通報を受けて現場を確認したところ、双鳳川周辺で汚水の流入によって魚30匹が死んでいた。
同市はその後、ウエットティッシュなどの異物を除去し、現在は汚水処理も正常化したという。
同市の関係者は「どこかの家が便器にウエットティッシュを流し、ポンプ場に流れてきたとみられる」として「一時的に大量の異物が流れ込んだため、機械に詰まって逆流した」と説明した。
キム・ジャア記者