「射撃位置」でなく「待機場所」で発砲した可能性…訓練は手順通り行われていたのか?無口な18歳候補生叱られ「教官狙った」【陸自射撃場3人死傷】

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FNNプライムオンライン

【画像】実際の射撃訓練の様子…全ての動作は上官の命令で動くはずだが

自衛隊は15日午後、死傷した3人の隊員の氏名を発表。

死亡したのは、菊松安親1等陸曹(52)、八代航佑3等陸曹(25)の2人。

重傷を負ったのが原悠介3等陸曹(25)。

18歳の男は15日朝、殺人の疑いで送検された。

現場リポート:
カーテンが閉められていて、中の様子をうかがい知ることはできません

「教官に叱られ、教官を狙った」

調べに対して「教官に叱られ、教官を狙った」という趣旨の供述をしていることがわかった。

男は岐阜県内の出身で、3月末に愛知・名古屋市の守山駐屯地の第35普通科連隊に入隊したばかりだった。

男を知る人によると、男は決して目立つタイプではなく、事件を聞いて驚いたという。

男の同級生の母親:
(事件については?)びっくりしすぎて言葉が出なかった…

男の同級生の母親:
そんなに目立つタイプでもないし、どちらかというと無口というか、ひっそりいる感じ…

捜査関係者への取材で、男は「動くな」と言いながら発砲したことが新たにわかった。

最初に撃ち死亡した25歳の隊員については「殺すつもりはなかった。足を狙って撃った」と殺意を否定。

「邪魔になったから撃った」と供述しているという。

射撃の“順番待ち”の間に発砲か

複数の隊員が一組になって射撃を行っているのがわかる。

男が所属していた第35普通科連隊のウェブサイトに掲載されていた訓練の様子を見ると、実際に射撃を行う射撃位置に3人1組の隊員が横に並び、訓練をしている。

今回の事件をめぐっては「訓練は適切に行われていたのか」という指摘も出ている。

フジテレビ・上法玄解説委員:
男は、実際に射撃をする「射撃位置」の後方にある「待機場所」にいたという話が入っています。男は待機している最中に小銃を発砲した可能性がある

関係者への取材で、男は射撃の順番を待っている際に弾を装塡し、発砲した可能性があることがわかった。

別の部隊の訓練を後ろからとらえた画像がある。

射撃位置で訓練を行う隊員の背後に、椅子に座った教官と思われる隊員と、座って順番を待っているとみられる隊員の姿が確認できる。

フジテレビの上法解説委員は、本来は発砲できないタイミングで事件が起きた可能性があると指摘する。

フジテレビ・上法玄解説委員:
自衛隊の(訓練の)手順によりますと、待機場所から射撃位置に移動して初めて、弾を込めた弾倉を装填することになっている。全ての動作が上官の命令で行われることになっている

手順どおりに射撃訓練が行われていたのか?

現場では15日も花束を手向ける人の姿が多くみられるなど、事件の衝撃は続いている。

(「イット!」6月15日放送より)

イット!

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