松尾貴史　ＬＧＢＴ法退席の自民・山東昭子氏の発言を批判「昭和に滅びたような屁理屈」

松尾貴史

　俳優の松尾貴史（63）が20日、ツイッターで自民党の山東昭子前参院議長（81）を批判した。

【写真】「賛成できない」退席した山東昭子氏

　山東氏は16日の参議院本会議でLGBT・性的マイノリティーの人たちへの理解を促進するための法律の採決する際に「賛成できない」として同じく自民党の青山繁晴議員、和田政宗議員とともに退席した。

　山東氏は「心と体がアンバランスな方に対しては、差別意識はありません。しかし区別をしていただきたい」などと話している。

　松尾氏は「LGBTの人を指して『心と身体がアンバランスな方々』と言うのやめろ。そりゃただの偏見。アンバランスなんかじゃなくて、そういうバランスなんだよ」という演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の投稿を引用。

　その上で「この人『差別はしません、区別はします』という、昭和に滅びたような屁理屈を付け加えていました。アンバランスなのは山東昭子の考え方です」などと山東氏の発言を批判した。