上げ馬神事で「馬に苦痛生じさせた虐待と酷使」環境保護団体が多度大社の氏子ら130人以上を刑事告発

　5月に三重県桑名市の多度大社で行われた「上げ馬神事」で馬に対する虐待行為があったとして、環境保護団体が氏子らを刑事告発しました。

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　刑事告発したのは、長野県に本部を置く環境保護団体「Life Investigation Agency（ライフ インヴェスティゲーション エージェンシー）」で、6月中旬、動物愛護法違反の疑いで三重県警に告発状を提出したということです。

　告発の対象は、上げ馬神事に参加した氏子ら130人以上で、馬を素手や鞭で叩くなどの行為について「伝統を重んじることにより、馬に苦痛を生じさせた虐待と酷使だ」などと訴えています。

　上げ馬神事を巡っては、三重県が6月19日に主催者らでつくる事故防止の協議会で、馬に対する不適切な行為の改善や、壁の高さの見直しなどを求める指導をしていました。