内紛の旧Ｎ党　大津綾香氏が党首名乗り処分予告　ガーシー容疑者事件で「党役員を断固処分」と

　政治家女子４８党（旧ＮＨＫ党）の代表権を巡って内紛状態が長期化する中、「真正な党首」との主張を続けている大津綾香氏が２４日付でＳＮＳに「党首声明」を掲出した。

　「代表（党首）大津綾香」名義で、「（党首声明）東谷義和容疑者の起訴・再逮捕と党役員の懲戒処分について」と題した文面を投稿した。

　「私たちは、本党に所属していた元参院議員である東谷義和容疑者の起訴ならびに再逮捕の報道に深い憂慮と反省の念を抱いています」と切り出した。

　昨年７月の参院選比例区で、ガーシー容疑者が約２８万７７１４票を獲得して当選したことに「感謝の気持ちを述べさせていただきます」としたうえで、事件に対して「猛省」「重い反省の念」と記し、「私たちは、このような事態が繰り返されることのないよう、党規を見直し、政治倫理に厳正な対応をとることを改めて決意いたします」としている。

　さらに「国民の期待に応えるため、捜査機関への全面的な協力を約束」し、「党の秩序を著しく混乱させ、信用を大きく損なわせた党役員に対しては、断固たる処分を行う意志を固めました」と記載。「国民のために政治を行う責任を果たすため、近日中にその処分内容について発表いたします」としている。