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札幌ラブホテル事件の時系列
札幌市の繁華街ススキノのホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった事件で、遺体には抵抗した際にできる防御創がなかったことが5日、捜査関係者への取材で分かった。札幌・中央署捜査本部は、一緒に入室後、1人で退出した人物の行方を追い、殺人と死体遺棄容疑で調べている。
捜査関係者によると、男性は北海道恵庭市の会社員浦仁志さん(62)で、死因は出血性ショック。体の一部に刺し傷があり、これが致命傷になった。首は死亡後に刃物のようなもので切られた。
浴室に血を洗い流した痕跡があることから、捜査本部は浦さんが浴室で殺害されたとみている。ただ、室内に争った形跡はなく、元警視庁刑事の吉川祐二氏は「無防備な状態で刺されたのではないか。シャワーを浴びている時などに不意に背後から一撃を受けたり、頭部などを殴られ気を失った可能性がある」と推察した。
今回の事件からは「計画性の高さがうかがえる」(吉川氏)。捜査関係者によると、浦さんは1日に家族と顔を合わせた後、行き先を告げずに車で自宅から札幌市へ移動。同日午後10時50分ごろ、女性のような服装をした人物とホテルの近くで待ち合わせをして2人で入室した。この時、同行者は白っぽい服で、スーツケースを持っていた。それが約3時間後に1人で退出した際には、入室時と異なる黒っぽい服で、スーツケースに加えてリュックサックも背負っていた。入退時のいずれも、つばの大きな帽子をかぶっていた。捜査本部は、着替えを用意していた可能性があるとみて行方を追っている。
また浦さんの車が区内の有料駐車場で4日に見つかったことも判明。施錠された状態だったが鍵が見つかっておらず、捜査本部はこの人物が持ち去った可能性があるとみている。車内に浦さんの携帯電話や財布もなかった。
頭部もこの人物がスーツケースなどに入れて持ち去ったとみており、吉川氏は「被害者の判別をしづらくして捜査をかく乱しようとしたのが一つ。強い憎悪や怨念なども考えられる」と指摘した。
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