「刀鍛冶の里編」では描かれない善逸と伊之助の動向
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大好評のうちに終わったTVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』ですが、このエピソードは主人公・竈門炭治郎の同期である我妻善逸と嘴平伊之助は同行しなかったため、活躍はありませんでした。そこで、炭治郎が刀鍛冶の里に行っている間(小鉄との修行期間などを含めると10日ほどあるはずです)、伊之助と善逸は何をしていたのかを考えてみます。
【動画】黙っていれば絶世の美女! 伊之助の女装姿
※この先の記事は『鬼滅の刃』の「刀鍛冶の里編」以降のストーリーのネタバレを含みます。
●「双六大好き善逸の今日の一振り!」にヒント!?
まずは、TVアニメ「刀鍛冶の里編」の本編開始前に流れる15秒のコーナー「双六大好き善逸の今日の一振り!」から、善逸の動向を考えてみます。ちなみに彼は、「遊郭編」の後2か月間寝たきりだった炭治郎が起きる2日前に、任務に復帰したそうです。
双六で善逸に出される第1回のお題は、「星を捕まえてくる」でした。このお題に対して、「できるわけがない!」と抗議する善逸でしたが、意外に簡単にできてしまって自画自賛するという流れです。これを深読みすると「星を捕まえる」というのは何かの比喩であり、もともとは低い善逸の自己肯定感をアゲアゲするためのイメージトレーニングなのかもしれません。
第3回の「人のために何か良いことをする」というお題は、「相手の気持ちを考える」ための修行だと読み取ることもできます。さらに、第4回の「大きな亀に乗って竜宮城に行く」というお題の時は、竜宮城からの帰りに『浦島太郎』の結末を思い出して慌てますが、これも「危機回避能力」を高める訓練かも……!?
そして、第8回は善逸の大得意な「全力で走る」でした。「いつまで走ればいいんだ!」とチュン太郎に文句を言いながらも、サボることなく「全力で走り続ける」善逸の姿を見れば、これからの成長を確信できます。炭治郎が刀鍛冶の里に行っている間に弱点を克服し、長所をより伸ばそうと頑張る善逸の姿を見られる「双六大好き善逸の今日の一振り!」は、全国フジテレビ系列放送のみのオリジナルのアバンなのですが、もし今後、見られる機会があれば、ぜひ善逸の頑張りにご注目ください。