山上徹也被告へ元弁護士の伯父が送った説得の手紙「出席迷惑だ」面会も決意 安倍元首相銃撃1年

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2022年7月10日、送検される山上被告

【写真】安倍元首相の国葬で涙を拭う昭恵夫人(中央)

 「徹也へ-」。大阪拘置所に勾留されている山上被告へ、伯父が手紙を送ったのは、奈良地裁での不審物騒ぎの後だった。

 「公判前整理手続きは国民の中から選ばれた裁判員に法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)が、かみくだいて、分かりやすくする手続き。素人の徹也が出席して、どうする。自らの主義や主張をする場ではない」。元弁護士の立場から被告の出席は弁護する側には「迷惑だ」とはっきりと伝え、注意した。

 山上被告が出席して行われる予定だった6月12日の第1回公判前整理手続きは、地裁に届いた不審物騒ぎで中止になった。不審物騒ぎを知り、伯父はすぐに手紙を送った。

 忠告を聞き入れた山上被告は「自分が出席することで騒ぎが起きたということもある。次回はよく考えてみたい」と弁護団へ伝えたという。伯父は「徹也は手紙の内容を理解し、納得したのだと思う」と話した。

 疑問もある。「なぜ徹也が手続きに出席することになっていたのか」。訴訟法を勉強しているという情報も漏れ伝わってきている。山上被告が受刑や出所した場合のサポート体制を作ることに専念し、見通しが立つまで面会するつもりはなかったが、「おかしなことが多い。どこまでが本人の意思なのか」と面会を決意した。

 山上被告のもとには全国から現金や、衣服、お菓子などの差し入れが絶えず、伯父は「出所後に勉学のために使ってほしいという現金が最も多い」。大阪拘置所では、新聞や雑誌を丹念に読み込み、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する記事にも目を通している。

 関係者によると、初公判は来年以降にズレ込む見通しだという。【松浦隆司】

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