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ウクライナ軍はバフムートとザポリージャで前線を見せており、バフムートのクリシェイフカでは隣接する高台をほぼ抑えた可能性が高く、ザポリージャ州オレホボ方面でもロボーティネに「手の届く位置」まで到達した。
クリシェイフカ付近の前線位置が一部も集落内に食い込み始めている
ロシア側情報源(Рыбарь)は22日「バフムート北でウクライナ軍はM03沿いに前進して幾つかの陣地を獲得するのに成功、ロシア軍もオリホヴォ・ヴァシリフカ付近やアンドリーフカ付近で反撃を実施したが、この攻撃は敵に撃退されてしまった。しかし空挺部隊や特殊部隊による攻撃は敵から主導権を奪うのに役立っている。クリシェイフカでは激しい戦闘が続いており、密度の高い防御で集落に隣接した高地に陣取るウクライナ軍を撃退した」と述べている。
この情報源は数日前「敵が第4独立自動車化狙撃旅団の反撃を受けて部分的に撤退し、戦死者の遺体や壊れた装備を多く残していった。ロシア軍が高台陣地を支配していないとしても当該地域はグレーゾーンに戻った」と報告していたが、22日の報告で定義したグレーゾーンは大幅に縮小、前線位置の一部も集落内に食い込んでいるため「ウクライナ軍が高台陣地を支配している」と暗に認めている格好だ。
つまりロシア軍はクリシェイフカに隣接する高地の陣地をほぼ失い「ここにウクライナ軍が定着し始めた」という意味で、ウクライナ軍も郊外ではなく集落内のロシア軍部隊=Ⓐを砲撃し始めているため、同拠点を巡る戦いは新しい段階に入ったのかもしれない。
ザポリージャ州オレホボ方面でもウクライナ軍はロボーティネに向けて前進しており、Ⓐにウクライナ軍が到達していることを示す視覚的証拠が登場した。
もう前線位置からロボーティネまでの距離は1kmを切っているものの、反攻作戦に参加しているウクライナ軍兵士はCNNに「占領された土地を最終的に解放する大砲ではなく人間の仕事で、このプロセスには精神的なタフさと忍耐力が必要だ。約300mの区間を解放するのに1ヶ月半かかった」と明かしているため、まだまだロボーティネを解放するには時間がかかると思うが、ようやく「手の届く位置」までウクライナ軍が到達したもの事実だ。
追記:ウクライナ空中機動軍は運用中のチャレンジャー2を初めて公開した。
バフムートの戦い、ウクライナ軍は損失を被りながらクリシェイフカに迫る
※アイキャッチ画像の出典:Командування Десантно-штурмових військ Збройних Сил України
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