ビッグモーター新社長に和泉専務「強すぎるリーダーシップに頼り切っていた」「会社のほうを向かせて仕事をさせてしまった」 決意表明で涙も

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新社長に就任する和泉伸二専務取締役

【映像】和泉専務、“決意表明”時に涙も

 新社長就任にあたり発言した和泉専務は「この度の保険金不正請求において、ご被害にあわれたお客さまに深くお詫び申し上げる。重ねて、過去に弊社をご利用してくださったお客さまに対しても、その時に受けた商品・サービスに対し大変なご心配をおかけしていること、深くお詫び申し上げる」と謝罪。

 問題の背景について、「これまで弊社は創業者の兼重宏行のリーダーシップと、その卓越したビジネスモデルにより、今や業界を代表する企業になった。その反面、あまりにも強すぎるリーダーシップに頼り切っていた面も否めない。さらに弊社は非公開企業であり、様々なご意見やご指摘を拝聴する機会も非常に少なく、客観的な目線も希薄になっていったことで、コンプライアンスの低下を招き、今回のようなことを引き起こしてしまったと、強く痛感している」と説明した。

 そのような中で、「今回起きた不正は、どこを向いて仕事をしていたのかが大きい。お客さま満足を最優先に、お客さまのほうを向いて仕事をしていればこんなことは起きていない」との認識を示し、「調査報告書にも多々ご指摘があったように、この数年間、行き過ぎた業績管理、不合理な目標設定、頻発する降格人事などにより、徐々に歪な企業風土を作ってしまい、いつしか会社のほうを向かせて仕事をさせてしまった。お客さまの信頼や期待を裏切り、それを売上に変えてしまったという絶対にあってはいけないことが起きてしまった」と述べた。

「新社長として、常にお客さまのニーズにあったクオリティの高い商品・サービス・情報を提供し、お客さまに安心して車に乗っていただく。全社員が正しい仕事が行えるように、その骨格となるガバナンスを徹底的に強化していく。そのためには我々経営陣がまず改めて、社会の中での会社の存在意義・存在価値・役割を再認識して、しっかりと理念を打ち立て、コンプライアンスを常に意識して守っていく。お客さま満足を最優先に、現場の社員がお客さまのほうを向いて仕事ができるように、一人ひとりが胸を張って精神誠意サービスが提供できるように、そのような風土改革をしていく。そのためには、経営陣が現場に出向き、現場の目線で全社員とベクトルを合わせ、現場の声に耳を傾け、風通しの良い企業風土を作っていく」

 このように決意表明をした和泉専務は「このような状況の中でも、弊社を信用してお取り引きしてくださっているお客さまがいらっしゃる。その陰には、お客さまと長年かけて信頼関係を構築してくれたすばらしい社員がいる」と涙を見せる場面も。「今回、大変なご迷惑をおかけした損害保険会社さま、日ごろ献身的に私たちを支えてくださっている各お取り引き企業さま、全てのステークホルダーの皆さまに、本日お話ししたことを必ずやり抜くというお約束をして、私の決意とさせていただく」と述べ、再度頭を下げた。(ABEMA NEWS)

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