参院選和歌山選挙区 懸命の終盤戦 藤井氏は健脚生かす 世耕氏はIT網駆使

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 21日投開票の参院選は終盤戦を迎え、和歌山選挙区(改選数1)では、元和歌山弁護士会会長の無所属新人、藤井幹雄氏(58)=立民、国民、社民推薦=と、5選を目指す経済産業相の自民現職、世耕弘成氏(56)=公明推薦=の両陣営が、それぞれの方法で工夫を凝らし、懸命に支持を訴えている。

 これまで自らの足で駆け回ってきた藤井氏は、さらなる支持拡大に向けた活動に追い込みをかける。自慢の健脚を生かした自転車での遊説は多い日には約100キロを走るといい、すでに紀北から紀南地域まで隅々を走り抜けてきた。

 街頭演説や集会では推薦政党や団体に加え、支援する共産の関係者からの応援演説も受ける。「野党統一候補」として党派を超えた支持の広がりに手応えをみせ、陣営関係者は「序盤とは全然状況が違い、着実に追い上げてきている。さらに支援の輪を広げたい」と話す。

 移動距離では世耕氏も負けてはいない。多忙な公務などで選挙期間中、唯一地元入りできた公示日の4日には、ヘリコプターも使って県内を約400キロ移動。その後も県外の候補者応援で全国を巡る一方、ツイッターなど得意のIT網を駆使して情報を発信。12日には東京と和歌山市の選挙事務所をインターネットでつなぎ、集まった支持者にモニター越しで演説した。

 県内では、地元議員らがフル稼働し、元参院議員の妻、久美子氏も街頭に繰り出す。陣営幹部は「本人不在でも得票率全国トップで勝ちたい」と意気込む。

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