武器開発で追いつかれぬようアメリカに切られた中国 半導体素材の輸出規制実施は「反撃」

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中国が半導体材料を規制

武器開発で追いつかれぬようアメリカに切られた中国 半導体素材の輸出規制実施は「反撃」

バイデン米大統領、中国の習近平国家主席 写真提供:共同通信社

兼原)中国産ガリウムの世界シェアは98%ですので、とりあえずは痛いですよね。半導体は戦争中の禁制品のようなものです。

いい武器になる半導体 ~アメリカ「敵にいい半導体は渡さない」

飯田)アメリカの規制に対して。

兼原)半導体の世界において、自由貿易はなくなってしまいましたね。

飯田)自由貿易はなくなってしまった。

兼原)敵にいい武器を渡さないのと同じです。半導体はとてもいい武器になります。アメリカは、「敵にいい半導体は渡さない」とはっきり決めたのだと思います。そうなれば、中国は「やり返してやろう」となりますよね。

いまの戦争で必要なのは「速さと正確さ」 ~追いつかれないために中国を切ったアメリカ

兼原)日本には「東京エレクトロン」などトップ企業があります。いまの戦争は、破壊力の大きさは核兵器で終わりなのです。核兵器以上の大きなものをつくっても仕方がない。いま戦争で必要とされているのは、スピードと正確さです。

飯田)スピードと正確さ。

兼原)それをコントロールするのが半導体です。若い人だとわからない方が多いと思いますが、昔『8マン(エイトマン)』という漫画がありました。人より何十倍も速く動けるという。

飯田)エイトマンですね。

兼原)最近の兵器はエイトマンなのです。速く動いて、正確に当てるものが勝ちます。アメリカは圧倒的にこれが強いのですが、中国はすぐに追いついてきますので、追いつかせないために切ったのです。「商売は諦めてくれ」という話です。

飯田)商売の話ではないのだと。

兼原)戦争の話だからということで。

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