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大学生ランナーが箱根の山を駆け抜ける正月の風物詩、箱根駅伝。大正時代にスタートし、来年第100回の記念大会を迎える。
【画像】連合チームがつなぐ白いタスキ…連盟の決定に選抜選手は
出場チームの中でも、別々の大学の選手たちがつなぐのは、白いタスキ。
ゼッケンには関東学生連合と書かれている。
彼らは、予選会を突破できなかった大学から選抜されたチーム。
並み居る強豪校に対抗すべく、毎年、各大学から成績が優秀な選手が選ばれ、本番に挑んでいる。
東大大学院“高学歴ランナー”「連合チームは希望の星」
東京大学大学院3年生の古川大晃さん(27)は、異色の高学歴ランナーとして、2年連続で関東学生連合チームに選抜された。
古川大晃さん:
箱根駅伝を走るのが現実的でない大学にとって、(連合チームは)希望の星であります。(第100回大会では)箱根の歴史の一つに名を残せたらなという思いがある。
来年の記念大会に向け、各選手が厳しい練習に励む中、箱根駅伝を主催している関東学生陸上競技連盟は、驚きの決定を下した。
「100回大会では、シード権を獲得している10校に、予選会を通過した13校を加えた23校が出場することとなります」
「連合チームは編成いたしません」
出場枠を3校増やすと同時に、学生連合チームを廃止するという。
古川さんは、廃止の理由が明らかにされていない上、議論も十分にされていないとして、疑問の声をあげている。
古川大晃さん:
大きなショックを受けました。学生連合で箱根を走るということを陸上人生の1つの最大の目標としてきていたので、連合チームが編成されないというのは、今は夢を失ったという気持ちです。1つの大きな主張として、連合チームを復活させてほしい。
古川さんらは連盟と話し合いを行うため、臨時総会の開催に賛同する大学や学生の署名を集め提出。連盟は臨時総会の開催を検討しているというが、決着への道のりは見えていない。
青学・原監督の決定プロセスに疑問
宮司愛海キャスター:
連盟に取材したところ、連合チームを編成しない決定について「理由は差し控えます」ということでした。原さん、一体何が起きているのでしょうか。
青学大・駅伝部監督 原晋氏:
この連合チームは確か80回大会から始まったんですね。当初は箱根駅伝に出ていないチームから箱根に出ることで、その良さを自分のチームに持ち帰りプラスアルファにしてくださいということだったんです。5~6年前からそろそろ廃止してもいいんじゃないかという議論が出ていたのも事実なんです。ただこれが正式な場で会議がなされないというのが現実です。
宮司キャスター:
議論はされなかったということですか?
青学大・駅伝部監督 原氏:
正式な場での会議で議論がされるとして、一部の役員が通達をして、それがあたかも議論されたかのような決定事項になっているのが実態なんです。
宮司キャスター:
現場の声が聞かれていないと。
青学大・駅伝部監督 原氏:
本来であれば関東学連というのは互助会組織ですから、役員も長く、ある意味居座っちゃだめなんですよ。各大学の持ち回りで役員を決めていかなきゃいけないんですけど、いまだに長くいらっしゃる方も一部いるということが、これが闇の1つなんですよね。
宮司キャスター:
新陳代謝が必要な部分があるということなんですね。
(「イット!」8月3日放送より)
イット!
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