まさかのバッドエンド? 『ドラクエ』勇者を襲った「切なすぎる末路」3選

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『ドラクエ』の主人公が苦難のラストを迎えることも?

画像はファミコン版『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(エニックス)

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『ドラクエ』シリーズはゲームだけでなく、さまざまな派生作品も生まれましたが、いわゆる大団円を迎えた作品もあれば、なかには主人公が報われない悲しい結末をたどった作品もあります。

 そこで今回は、『ドラクエ』作品のなかでも、とくに悲しいラストを迎えた主人公について振り返ります。

 まず紹介するのは、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の主人公だったローレシアの王子です。

 ゲームではシドーを討ち倒し、平和が訪れたローレシアの王位に就くという終わり方でしたが、吉崎観音氏によるコミカライズ作品『ドラゴンクエストモンスターズ+(以下、『DQM+』)』に描かれたストーリーが一部のファンの間で話題になりました。

『DQM+』のローレシアの王子も、呪文は使えないもののケタ外れの強さを誇った人物として描かれています。卓越した身体能力と剣技を武器に、ハーゴンや「破壊神」と呼ばれたシドーを討伐した点まではゲームと同じです。

 しかし、彼があまりにも強すぎるがゆえに、「破壊神を破壊した男」というレッテルを貼られ、人びとから恐れられてしまいます。それはバズズが「シドーよりも『力』を持つ者が現れた」という印象操作を行ったことによる影響でした。

「人の姿をしたモンスターではないか」と疑いの目を向けられたローレシアの王子は次第に追い詰められ、たったひとりで放浪することになるのです。なお、王子を失った国は、その後滅亡してしまいます。

 続いて「不幸な勇者」を語るうえで必ず名前が挙がるのが『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の勇者です。

『ドラクエ4』の勇者は、人里離れた「山奥の村」の出身です。血のつながりはなくても優しい義理の両親、幼なじみのシンシア、そして心温かい村人たちに囲まれ、大切に育てられました。

 しかし、魔族の王・ピサロが村を襲撃したことにより、自身以外の村人は皆殺しにされてしまうのです。

 こうして復讐の旅に出た勇者は、やがて進化の秘法を使って変貌した宿敵デスピサロを見事討伐します。すべてをやり遂げた勇者は天空城に残ることなく、冒険をともにした仲間たちを気球で送り届けると、たったひとりで誰もいなくなった故郷の村へと帰るのでした。

 そこに、なぜか命を落とした幼なじみ・シンシアが出現し、遠方の地で別れたはずの仲間たちまで突然そこに現れるという、少し不思議なラストシーンがエンディングに描かれています。

 再び蘇ったシンシアについて「マスタードラゴンが復活させたのでは?」「主人公の見た幻覚ではないか?」など、ファンの間でもさまざまな意見が飛び交いました。

 それに、シンシアだけが奇跡的に蘇ったのだとしても、彼の故郷は壊滅したままの状態だったので、すべてが元通りになったわけではありません。おそらく彼の大切な家族や村人たちの命まではかえってこなかったと思われます。

 それに、もしシンシアの姿や、どうやって駆けつけたのか分からない仲間たちが、勇者の心が生み出した幻影だったとしたら……。

 エンディングの解釈は人それぞれですが、個人的には世界を救った誉れ高き勇者にもかかわらず、なんとなく切ない気持ちにさせられるラストシーンでした。

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