ロシアが12日、「クリミアを攻撃しようとしていたウクライナ軍のドローン20機を撃墜した」と明らかにした。
ロイター通信がこの日伝えたところによると、ロシア国防省はテレグラムを通じてこうした事実を伝えた。
国防省は「このうち14機は防空システムで撃墜し、6機は妨害電波で迎撃した」とし、人命被害は報告されなかったと明らかにした。
これと関連しクリミアの役人らはテレグラムで「この日の攻撃の試みによりロシアのクラスノダールとクリミアを結ぶ橋の通行が一時的に中断された」と伝えた。
最近ウクライナは思ったほど進まない反撃に突破口を設けるためドローンでロシア領土を攻撃している。
10日にもモスクワ方面に飛行していた2機のドローンが破壊され、黒海海軍基地などへ向かったドローン11機が撃墜された。
5日にはウクライナの水上ドローンが黒海ノボロシスク港でロシアのタンカーと海軍基地の揚陸艦を打撃した。
7月にはウクライナのドローンがクリミアを攻撃して弾薬庫を爆破し、クリミア半島とロシア本土をつなぐクリミア大橋を損傷させた。
一方、これに対する報復としてロシアは東部ハルキウ地域の村を砲撃した。ウクライナ当局は「この攻撃で民間人女性1人が死亡した」と発表した。