クリミア橋に1日2回ミサイル攻撃…ロシア「代償を払わせる」

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 ロイター通信の報道によると、ロシア国防省は12日(現地時間)声明を発表し、「ウクライナがS200ミサイルで(クリミア半島とロシア本土を結ぶ)クリミア大橋を攻撃したが、防空網で迎撃した」と明らかにした。ロシアが任命したクリミア自治共和国のセルゲイ・アクショーノフ首長も「ウクライナのミサイル2発がクリミア橋上空で迎撃された」とし、「しばらく橋が通行止めになったが、施設や人命被害はなかった」と述べた。その後、「また別のミサイルがケルチ海峡上空で迎撃された。防空部隊の高い専門性に感謝する」と語った。クリミア大橋が1日2回攻撃を受けたのは異例のことだ。同日、ソーシャルメディアではクリーム大橋から煙が噴き出す動画が広がった。クリミア大橋を狙った攻撃が相次いだことを受け、ロシア外務省も声明を出し、ウクライナ武装兵力のこのような「野蛮な行動には代償が伴うだろう」と脅しをかけた。

 ロシア国防省は同日朝、ウクライナ軍のドローン20機がクリミア半島を攻撃したが、全て途中で破壊したと明らかにした。同省はそのうち14機は防空網に迎撃され、残りの6機は電波妨害で落とした主張した。

 ロシアは9年前にクリミア半島を強制合併した後、同地域とロシア本土を結ぶためにこの橋を建設した。ウラジーミル・プーチン大統領は2018年、クリミア橋の竣工式当時、トラックを直接運転して橋を渡る姿も演出した。だが、昨年2月のロシアのウクライナ侵略以後、同橋は数回襲撃の対象になった。昨年10月にはウクライナ軍の攻撃と疑われる爆発で破壊されたが復旧されており、数日前には橋の近くでウクライナの海上ドローンにロシアのタンカーが攻撃を受け船体の一部が破損した。

 ウクライナ軍の攻撃は、最近モスクワを攻撃した後に行われたものだ。戦争が膠着状態に入ったことに伴い、ドローンやミサイルを利用して戦線から遠く離れた後方を攻撃する頻度が増えている。ロシア一般市民の不安を刺激し、世論を動かすのが狙いとみられる。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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