ドイツ政府が大麻合法化に向けて閣議決定 – 闇市場取引や犯罪の抑止を狙う

ドイツ政府が大麻を合法化する法案を閣議決定

ドイツ政府は、個人による少量の大麻の所持や栽培を認める法案を閣議決定しました。この法案の狙いは、闇市場での取引や薬物関連の犯罪を抑止することです。

大麻の所持と栽培を合法化

地元メディアによると、ドイツ政府は16日に、18歳以上の個人が嗜好品として最大25グラムの大麻を所持し、3株まで栽培することを合法化する法案を閣議決定しました。

公的機関の監督下での入手と使用制限

大麻を入手するためには、公的機関が監督する非営利団体の会員になる必要があります。また、学校や運動場などから200メートル以内では使用が禁止されます。

闇市場取引や薬物関連の犯罪の抑止を狙う

この法案の目的は、大麻の流通を管理することで闇市場での粗悪品の取引や薬物関連の犯罪を抑止することです。

野党の批判と法案の成立見通し

野党は「危険な薬物の合法化を進めている」と批判していますが、この法案は年内にも成立する見通しです。

ヨーロッパにおける大麻の合法化

ヨーロッパでは、2021年にマルタ、2023年にルクセンブルクで嗜好用大麻の所持と栽培が合法化されています。

【テレビ朝日】
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