第一ヘッドライン: 「日本ニュース24時間」で中露の「緊密な関係」について考察

中国とロシアの海軍艦艇が沖縄本島と宮古島の間を通過 ~日本側に「見せつけている」パターン

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防衛省統合幕僚監部によると、中国とロシアの海軍艦艇が8月17日、沖縄本島から宮古島に向かう途中で、北上し、太平洋から東シナ海へと航行しました。これは初めてのことであり、領海への侵入はありませんでした。

コメンテーターの秋田浩之氏は、日本経済新聞に出演し、この中国とロシアの合同パトロールについて解説しました。彼によれば、このパトロールは実際には共同演習の一環であり、航行中に日本を取り囲むような動きを見せつけているとのことです。

今後、中露の共同演習や共同パトロールは定例化していく ~尖閣諸島や台湾海峡で有事が起きたときには、ロシアが中国とどう動くかも考えなければならない

秋田氏によると、中国とロシアの共同演習や共同パトロールは今後、定例化していく可能性があります。彼は、例えば尖閣諸島や台湾海峡で有事が発生した場合、中国だけでなく、ロシアもどのように動くか考える必要があると述べています。

日米のように信頼し合って情報も共有したものではない ~一緒に散歩するようにパトロールして脅しているにすぎない

また、中国とロシアの関係は日米のような信頼関係や情報共有とは異なります。秋田氏は、両国が独立した軍事力を持ち、それぞれが自分たちの船を連れて同じルートを散歩するような関係性もあると指摘しています。

彼らの目的は散歩するようなパトロールを行い、脅威を感じさせることでしょう。しかし、真の信頼関係や情報共有、完全な共同作戦には至っていないと言えます。

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